昨夕、霙がぱらついた。寒波襲来かもしれない。各花壇を見回った。パンジーが主役の花壇だがみんな元気だ。少しばかり花がら摘みをした。葉が黄化したもの2~3株ある。まだ花をつけていない小株だ。もしウィルス病なら、抜根焼却処分しなければならない。花のボランティアグループでウィルス病のことを話し合ったが、みんな始めて聞く話だと関心が集まった。ウィルスはふつうの顕微鏡では見えない。モザイク、黄化、萎縮、葉脈透過、えそ、奇形などいろんな形であらわれ伝染するという。ただちに枯れるということはないそうだが、なるべくはやく抜根焼却したほうがよいという。だが素人には判断がつきかねる。ウィルスは植物の傷口から侵入する。アブラムシやグンバイムシ、ヨコバイなどが吸汁加害したときにも侵入するといわれている。ナノハナも葉の黄化がみられる。こちらは密植による別の病気と思われるが、ウィルス病なのだろうか。とするとナノハナ花壇はムラサキハナナやチューリップ、センニチコウ、マーガレット、マリーゴールド、ヒメツルソバなど宿根草類も植えており1花壇全滅ということになりかねない。寒波騒ぎどころでない。専門家に所見を聞いて至急対策を講じたい。寒波の中でも球根類は元気がよい。スイセン、クロッカス、ムスカリなど芽を出している。春を迎える準備がはじまっている。手抜かりのないように。
勤めに出る子を目送す寒波来 草城