ノーやん日記パート2

季語の勉強「冬」編⑤小春日和

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 晴れ。きょうも朝から「冬」の季語の勉強を続ける。知らないことをいろいろ知る。たとえば「山眠る」は冬の季語だが、“山笑ふ”は春、“山粧ふ”は秋。では夏はなんというのか。「夏の“山滴る”」とでもいうのか。「“山滴る”を季に用ひざるも、俳の掟なり」(「図説俳句大歳時記」)という。へえ、俳句にそんな「掟」なんかあったんかいな。“山滴る”もええやないか。

 「掟」と聞いて思うことがある。俳句を習い始めると三段切れとか季重なりとか名詞や動詞は2つ以上使うなとか喧しい「掟」に出合う。なぜか抵抗を覚える。上達しようと「掟」を守ろうとする。しかし「掟」を過剰に意識するあまり、きれいに整った句づくりに堕する“落とし穴”があるのではないか。「掟」は自然に分かってくるものではないか。「鳥のように自由」にのびのびと。

 さざんかも「山茶花」と書くのは誤用で正しくは「茶梅」と書くんやそうな。しかし、誤用が世間に広がってしまったからいまさら「茶梅」と書かんでも構わんらしい。サザンカが「冬」の季語で「ツバキ」は春の季語ということも勉強した。

 昼はたぬき。つまり、蕎麦の上に薄揚げを乗せた麺。薄揚げはきつねうどん用に甘炊きした残り。節約精神が浸透してきたぞ。午後、千里南公園へ。牛ヶ首池は平日だというのに鯉釣り老人が張り切っている。ぽかぽか陽気の小春日和や。平和なのどかな光景。いつまでも願う。写真は千里南公園の北花壇と鯉釣り池。
               鯉をなじる小春日和の釣り老人 昇龍子

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ノーやん
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{%笑いwebry%}ポイントが見当たらんとぼやきながら竿を降る老人です。
fm
「鯉をなじる小春日和の釣り老人」

我が教養の無さからでしょうが、少し難句。
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