ノーやん日記パート2

雀は寒気に丸くなる

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 晴れ。今冬一の寒波は千里にも。路面のところどころ凍てつく。南千里の千里図書館へ。「仰臥漫録」を返却。その足で千里コラボの千里図書館へ。予約本「藤沢周平が描いた幕末維新」(新船海三郎さん著)を借り受けに。いっしょにリクエストした「藤沢周平遺された手紙」(遠藤展子さん著)の方は7番目の順番待ち。千里中央からの帰り道、東町の通勤・買い物道を通る。東町公園に薄っすら雪が残っていた(写真上・下)。この公園には竹林や雑木林が保全されている。まちのボランティアのみなさんの手で。嬉しいね。「菊づくり菊見るときは影の人」。たしか吉川英治さんのお句だったと思うが、季節は違えどボランティアのこころを詠んでいる。竹林の手入れのご苦労に想いを寄せる。食品スーパーで寄せ揚げを買ってお昼は天ぷらそば。

 午後、坪内稔典さんの「正岡子規言葉と生きる」を読み返す。先日読んだばかりなのに頭から抜けている。ガキ仲間に記者気取りで“回覧雑誌”を発行したり、漢詩にこったり、政治演説に熱中したり、ベースボールに熱中したりの、若かりし頃の話。なぜかわが少年時代を思い出す。雀らがまん丸くなってボール投げでもするように群れ飛ぶ姿が浮かぶ。ときたま、だれかがチュンと鳴くと飛ぶ。

 夕刻、今夜のめし支度。寒いから鍋にしよう。そう考えて豚肉のこま切れ、豆腐と白菜と白ネギの残り、糸こんもある。冷蔵庫から引っ張り出して用意する。酒はきのう買ったから大丈夫。めしも田舎から送ってもらった新米が残っているはず。
          嬉々として毬飛ぶごとく寒雀 昇龍子



 

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}ありがとうございます。褒められると嬉しいです。
fm
「嬉々として毬飛ぶごとく寒雀」

この句好きです。明日は太った雀が激安スーパーに行こうかな。佳作!
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