悲喜こもごもとは

　晴れ。早朝、携帯電話の着信に気付く。親友のKさんからや。着信は午前3時19分。徒歩数分のKさん宅へ走る。応答なし。単身暮らしのKさんや。部屋に倒れたままかもしれん。とっさに119番した。住所氏名を告げると「先ほど病院へ搬送しました」という。ほっとしたがいのちに別条なかったのか。心配になりもういちど119番にKさんの搬送先を聞く。

　病院名も分かり、本人との通話もできた。酸素吸入中で声は聞きとりにくかったが意識もはっきりしているようで安心した。知っている有名な病院だったのでとんで出かけた。午前８時半すぎ、菊の花が目に止まりパチパチ(写真上下)。

　大阪市内の病院から帰宅して一服。午後からの千里句会へ出句を準備する。4句。出たとこ勝負や。きょうの句会は出席者18人。呆け老人の句会はとんちんかんで面白い。句の出来栄えよりもお互いの呆け加減がたのしい。

　きょうの午前は、心配ドキドキ。午後は、呆けにアハアハ。
　　　　　　　　　　　　　　　頓珍漢笑う句会の神無月　昇龍子