ノーやん日記パート2

草木に覆われた公園と昆虫と野鳥

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 晴れ。雲多し。外出せず。奥本大三郎さんの「虫の春秋」(ちくま文庫)が面白い。湿気の少ないヨーロッパでは「見事な森の木の葉に虫の食痕が極めて少ない」という。それにくらべ日本は「下草の伸び方、若葉の茂り方、蔓のからみ方、そのことごとくがフランスやイギリスの自然より激しく、強い」という。井の中の蛙の愚老には「へえ」と驚くばかり。気候が違うと昆虫の生態も違うんやなあ。写真は草木に覆われた樫ノ木公園。ここはトンボも蝶もいるしウグイスの棲みかにもなっている。

日本は虫の天国のよう。しかし、近頃は池のある公園まで行かないとトンボも見られないしカブトムシやクワガタも雑木林にはいない。雲雀も姿を消して40年近くなる。花壇に、やっと蝶や飛蝗、蟷螂、カナブン、アブラムシなどの虫が見られる程度や。昆虫類は夏の蝉以外がた減りしているように思う。虫の生きざまと自然環境の変化は無視できぬ関係やな。

 アブラムシ(アリマキ)対策はたいがいオルトラン粒剤を撒いて退治するが、アブラムシを食う虫がいるそうな。この本で知った。クサカゲロウの幼虫という。アブラムシをつかまえては汁を吸って干からびさせる獰猛な虫らしい。

 ミカン科の落葉喬木カラスザンショウの葉でアゲハやカラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハ、モンキアゲハなど日本産のアゲハ蝶を飼ったという話も興味深い。生態観察の材料がいっぱい載っている。昼はパスタ。即席のカルボナーラ。夜は鶏の胸肉を軟らかくおいしくするため塩麹やニンニク、ショウガなどを擦りこんで冷蔵庫に仕込む。
               虫見れば手に這わせ居る園芸師 昇龍子
               

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}カルボナーラは安いです。2人分入りで1袋78円位です。
fm
「虫見れば手に這わせ居る園芸師」

ゴキブリの天敵を導入すると、その虫の天敵も導入せねばなりませんね。難しいところですね。

パスタのカルボナーラ・ソースは安いですか。近所のスーパーの大創業祭は年に何回あるのか。全く信用ならない「生鮮食品」です。売れ残れば、明日の朝に「朝市大安売り」になります。今日で禁酒記録を更新中!
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