曇りのち雨。わがマンション村は薄暗い日曜日。部屋籠りしてYouTubeで「内部留保金に課税!しろ」「財務省が出した答えはNO‼だった」ー共産党小池晃議員の参院財務金融委員会質問(10日)を見る。岸田首相が本会議で「『二重課税にあたる』との指摘があることから(大企業の内部留保課税には)慎重な検討が必要」と答弁した問題で「どこからの指摘か」と質問。財務省の主税局長は「関係する経済団体からの指摘」と答えた。「二重課税」論は、げんに特定同族会社の留保金課税制度で『二重課税』になっており同局長も認めた。「内部留保課税」否定の論理は崩れた。圧力団体に屈しているだけの話やった。
大企業の配当金を支払った上の利益剰余金はいざという場合の備えとして企業会計上「内部留保」金とされているが日本はその総額480兆円を超え500兆円ともいわれる。企業には「社会のいざ」にも応える社会的責任があるはず。共産党は、時限的な課税で10兆円の財源をつくり、中小企業の賃上げ支援などを行えと提案している。苦渋の消費税減税とあわせ道理ある現実的な方策と思う。ぜひ声を挙げて実現してほしい。
お昼はパスタ・インゲン豆。ニンジン・玉ネギ・ニンニク・肉団子と夕べの秋鮭ムニエル。食後、コンクリート長屋の裏に出て雨の紅葉を見る。写真上からナンキンハゼと柿紅葉、下、蜜柑と雨の上新田。
燃えてくる雨の錦木紅葉かな 昇龍子