ノーやん日記パート2

びわ湖バレイ・絶景

 晴れ。日中一時スポット雨。マンションの一角だけ降った。「柿喰ふ子規の俳句作法」を読む。病臥しながら月40円の高給だったという話。世話をしてくれた妹に命じて美食を続けていたとか、「人のカネはおれのカネ」という金銭感覚で漱石にも食事代を払わせていたこともあったとか、「もっとも『拙』の欠乏した男」(漱石)だったようだ。人は“なくて七癖”という。人間の評価は功績の面だけでなく全人的に見んといかんねえ。昼は、パスタ。冷蔵庫にあるタマネギ、ニンジン、ピーマン、トマト、エリンギと肉団子を使って8分間調理。

 食材もそのクセを知って調理するのがコツのように思う。ナス、ニンジン、ネギ、タマネギ、ピーマン、サツマイモ、カボチャから出る甘味。みんな違う。調理法によっても出方が違う。ナスとミンチ、ナスとミソ、ネギと肉、ネギと豆腐というコンビネーションによる甘味の違いもある。料理学校の先生に“馬鹿な”と笑われそうだが、そういう違いを発見し舌を楽しむのが老輩の拙い日日や。うまかるべしわが手料理の浅利蒸し。
 
 きょうの写真はびわ湖バレイのつづき。上・蓬莱山から見たびわ湖、中・びわ湖バレイスキー場の残雪、下・大津方面のびわ湖風景。
               作法なき仏の前に鹿の糞 龍尾              
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コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%うれしいwebry%}fmさん、ありがとうございます。山の上の地蔵前には馬ではなく鹿の糞がいっぱいありました。難解ではなかったですか。
fm
「作法なき仏の前に鹿の糞」

剽軽な句!面白い!
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