ノーやん日記パート2

烏のようなへこなすび

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 晴れ。雨が上がって朝方冷いやりする。徹夜の警備員Aさんに「おはようございます。ごくろうさまです」。声かける。「おはようございます」「(朝の)開けるのが早よなりましたね」「そうですね」。念入りに警備頂いている。それでも自転車盗られたんやから絶対安心というわけではない。町内を徘徊する。きょうも朝日を拝んで一家の無病息災を祈る。

 「大衆詩人 白楽天」(岩波新書)のつづきを読む。「反戦・平和」の詩。白氏の徴兵忌避の詩「折臂翁 戒邊功也」や李白、杜甫の反戦詩も紹介する。日本の与謝野晶子が弟に寄せた歌「君死にたまふことなかれ」も紹介しているが、、大町桂月に「賊子」とか「不敬」とか「危険(思想)」とかボロクソに非難され、まともな反論をしなかったふがいなさを嘆く。

 「片山先生」は、だから、勇敢に徴兵忌避まで歌った中国の白楽天に学ぼうという。だが、ここにはちょっと飛躍がないか。日本は日本で、地に足付けて考えるべきではないか。反戦平和求める草の根の声は第二次世界大戦で日本敗北後、、平和憲法に結実し、原水爆禁止運動に結実し、あまねく世に及んでいる。もちろん、白居易や李白、杜甫などに学ぶことは有益である。しかし、わが民族の心からの叫びにも耳を傾けたい。たとえば峠三吉の「平和への証言」-「ちちをかえせ ははをかえせ」の詩はだれもが心揺さぶられるはずや。

 いくさ事を「平和・安全」と偽り戦争を企てる輩が、まるで烏がへこ茄子を装うように、若者を誘いにのせようとしている。この企てこそ「危険思想」というべし。写真上から、千南公園の南花壇と同公園に屯するカラス。
               戦争を企てる顔へこ茄子 昇龍子 

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%トホホwebry%}いざわが身に降りかかって気づくというふがいなさは昔も今も変わらないかもしれません。そうなってからでは遅いよ、とじじばばが教える役目もありますよ。それを聞き入れるか入れないかは若い連中自身のことですが。
fm
若者はインターネットで右翼でも、いざ赤紙が来たら逃げ出すのじゃありませんか。それが今の若者です。今選挙権を与える事にご執心の政治家がいますが、いざとなると当てにならぬ連中ばかりと思います。
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