診療所へ定期検診。血圧上112下60。まあまあですか。「ガバペンは3回飲んだきりです」「それでいいです」。7年ぶりに帯状疱疹後神経痛薬から解放された。嬉しいな。
織田正吉さんの「笑いとユーモア」を診察待合室で読み終わる。最後は「ユーモアの効用」。著者は右往左往しながら、複雑な人間関係の入り組んだ社会で、「竹を割ったような(日本的な)性格の人物」は、外交交渉や国際間の取引では絶対「通用しない」と結論付ける。
けど待てや。先日、核兵器禁止条約の交渉をめぐる国連会議のニュースを見た。核兵器保有のP5諸国が国連会議の場外で抗議の演説をし、市民社会のヒバクシャが議場で実直な訴えをした。これほど笑いの哲学を震撼させた事件はないのではないか。各国政府の対応も笑いの哲学を見せた。会議に「出席」はしたが「不参加」というのは日本政府だった。恥ずべき態度と非難と笑いの声がおこった。歴史に残る「笑劇」ではないか。笑いの哲学も進化するのだ。写真上=千里中央公園の桜。下=千里局花壇のノースポール。
白杖の顔に花降る笑い顔 昇龍子
コメント一覧
ノーやん
fm
最新の画像もっと見る
最近の「インポート」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事