反面、世の中便利になった。故障した電話機を買い替えようと思ったら、ネットですぐ探せる。A通販で修理代より安く買える商品を見つけ注文した。注文番号をもってコンビニへ走る。「これ、だめです。お客様番号でないと」。ドジなこと。強風にビニ傘の骨を折られながらトボトボ帰る。
織田正吉さんの「笑いとユーモア」。第三章の「人を救う笑い」にようやっと入る。一茶とスウィストの笑い、日本人とイギリス人の笑いー同情のユーモアと攻撃のユーモア、紙一重の悲劇と喜劇、笑いの二面性・相対性、ユーモア哲学・弁証法へと笑学の深みに分け入ってゆく。きょうのお昼はちょっぴり冷えるのでキムチうどん。腹ん中が温もる。そのまま部屋に籠る。
一茶が西国の旅に出ていた36歳のとき、浪花で面倒を見たのが飛脚商で著名俳人の大江丸77歳だった。彼は「一茶坊の東へかへるを」の前書をつけ「雁はまだ落ちついてゐるに御かへりか」の送別句を贈っている。この句はしみじみほのぼのと友情の心が通う微笑みや。
震えつつ笑いたくなる花吹雪 昇龍子
コメント一覧
ノーやん
fm
最新の画像もっと見る
最近の「インポート」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事