ノーやん日記パート2

秋の吟行

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 晴れ。朝、ポット苗のビニールカバーを外す。水やりは大丈夫。高槻の山奥へ千里俳句の面々でマイクロバスつき吟行。バスの中から吟行や。茨木の山中に入り九(つづら)折から亀岡に向かう里山の左右、「あ柿花火」「干し柿をつるしている」「枯れすすきや」…。小学生の遠足のよう。

 高槻の奥座敷という二料山荘について吟行の時間は30分ほどしかない。「粗製乱造や」とつぶやきながら周辺を散策する。吟行は季語の勉強になる。その場の句を第三者にも伝わるものにする鍛錬にもなる。花谷清先生選の佳作が三作。
蔵守る杉の巨木に紅葉映え M
酒造所に残る煙突蔦紅葉 F
九折錦織りなす車窓かな H
入選4作。
感嘆の声のやまざる菊の宿 愚老
故郷や干し柿の影白壁に S
古民家の光る柱やきのこめし 同
酒蔵の三和土そのまま冷ゆるかな T

選外の愚老句は、
秋深き里山に入り深呼吸
山削る砕石現場の枯尾花
引き締まる落ち葉の山の苦吟かな

楽しい一日だった。同じマンションのMさんと一緒に日暮れに帰宅した。

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}fmさん、ありがとうございます。なるほど。おもしろいですね。
fm
「山削る砕石現場の枯尾花」

この句興味あります。なんだか民○党みたい。
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