首相が外遊先から衆院議長に衆議院の解散を“予告”したというM紙のけさのトップニュース。社説は解散・選挙に大義があるのかとも書いている。内閣改造で持ち直した内閣支持率が女性閣僚の政治とカネで急落している安倍内閣。アベノミクスとかいう経済政策で日本経済がデフレを脱却し株価も上昇し好循環に入り始めたと喧伝されている。アベノミクスが順調ならば、なぜ、いま解散・選挙か。疑問が生じるのは当然だろう。そこには隠された思惑があると読みとらなければ。
第一。アベノミクスは宣伝するほどにうまくいっていない。よくない経済指標も出る見通しや。嘘が叩かれないうちに。第二。袋叩きにあった集団的自衛権の法制化も容易ではない。第三。原発再稼働もうるさい反原発の流れを押し留めねば難儀する。追いつめられた政権のあがきが透けて見えるナ。せっかく手にした政権。野垂れ死にはすまい。その恐怖心が真の動機ではないか。わが輩はそう読みとる。
南千里の千里図書館でそんなことを考えながら、牛ヶ首池の鴨の平和な浮き寝姿を眺める。いいな、世間を知らぬ鴨どもは。世間知らずのわが輩も寒さが押し寄せてくる11月の下旬へ心がまえをただそう。写真は上下ともきょうの千里南公園。
世知らずのわれにも似たり浮き寝鳥 昇龍子
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ノーやん
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