帰り道、熊野田のお店で道端に陳列している玉ねぎとジャガイモを買う。玉ねぎは、中くらいが4つで100円、ジャガイモは大きめ8つで150円。安い。店のおやじさんに聞く。「これ、どこのんでっか」「玉ねぎは淡路(島)、ジャガイモは北海道や」。「こんだけの品、熊野田では揃いまへん。採れるんはええのんばっかりと違いまっしゃろ。屑みたいのもできる。そんなんはお客さん買うてくれまへんがな」。“地産地消”が叫ばれるが現実はきびしい。
三大都市圏の都市農業はいま衰滅の危機にある。都市農業に光をあてた農政は1970年代の大阪府政以外にぼくは知らない。大阪には泉州の玉ねぎや水ナスをはじめ特色ある生鮮野菜が数々生産されている。
午後、南千里へ買い物に出る。大型スーパーは、年末商戦のような賑わいでレジは列をなした。ぼくは、アルコール類だけの買い物。娘の誕生祝いのためのマッコリと焼酎。娘は母親と嵐山へ行っている。千里みどりのさんぽみちのナナカマドが真っ赤に燃えている。バラ科の落葉高木。燃えにくくかまどに7度入れても燃えないということからついた名前。けど葉は真っ赤になる。葉は互生。奇数の羽状複葉。
竈なきまちに燃えいる七竈 愚老
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ノーやん

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