昨夜遅く独り者の緑化リーダーが「寒うてたまらん。どっか電気ストーブを売ってるとこしらんか?」と電話してきた。あちこち電気屋に電話したがどこも売ってないという。気の毒に思って朝から知り合いのお店に2件電話したがやはり在庫がないという。我が家は石油ストーブの油がまだ残っている。「お父さん、うちは使うなら電気でなく石油ストーブを使って」と愚妻が言う。
ストーブにあたるより外で身体を動かそうと昼から、花壇の葉牡丹とパンジーの植え替え作業にでる。3~4人から「きれいに咲きましたね」と声をかけられた。「ありがとうございます」と応えることもあるが、たいがいは「春ですねえ」と花をたたえる。Mさんが「これ種から(育てた)か?」と聞くので「そうや。全部。買うた苗はひとつもない」と応えた。「う~ん。きれいに咲いたなあ」と感心した。なぜか自分の手柄のように思い、ニコニコする。とよっぴーと苦土石灰と元肥少々を混ぜ補植用パンジーを植え足した。途中にわか雨が降ってきた。余り苗を元の育苗場所に戻す。
菜の花が終わりになったので管理組合の担当者に処分先を相談した。花壇横の埋立地に捨ててよいとの返事をもらった。菜の花の一部が未熟児のような咲き方をしたのはアルカリ性の土壌になっているためと言われたが、と聞くと、「そのとおり。この花壇の下はコンクリートの塊が埋まっていて、樹木もその影響を受けている」との話で「やはりそうだったのか」と合点がいった。4月になると、正月とはまたちがった、あらたまった気持ちになるから不思議だ。
山葵田の水音しげき四月かな 水巴
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