紫苑とコキア

　雨のち曇りのち晴れ。本日召集された臨時国会の冒頭、衆議院を7条解散した。10月10日公示22日投票で総選挙が行われる。野党が結束して暴走するあべ政権を退場させる選挙となることを期待する。ところが「改革保守」とかいうぬえのような新党が現れて民進党がそれに合流するとか何やら雲行きがあやしい。草の根から沸き起こってきた「野党は共闘」の声に民進党はどう応えるのかね。背を向けるのならばそれまでよ。

　昼前に雨は上がる。スーパーで助六寿司を買って帰る。千里南公園花壇の紫苑は背高く楚々としている。コキアは少し色づき雨を含んでキラキラしている。箒草に心を寄せ、国政を私物化して恥じない汚れた政治を掃除するとき。戦争への道を暴走し庶民に貧苦を押し付ける政党には迷わずレッドカードを突き付けたい。「日本の『労働』はなぜ違法がまかり通るのか？」を読む。
　　　　　　　　　　雨あがる背高き紫苑の楚々として　昇龍子
　　　　　　　　　　雨滴含みきらきら箒草　昇龍子