ノーやん日記パート2

異常な気候と豚と春雷と

 きのうは、寒かった。けさもちょっくら。冬に戻ったようなうすら寒さ。「暖房がいるなあ」「風邪引かんように気いつけてくださいよ」「チューリップが意外に長持ちしてますね」。こんなあいさつが2、3日続いた。ジャンパーをはおって千里の花壇へ作業に出かけた。気候の異常はやはり気になる。
 緑化リーダー養成講座の3期生も加わって、千里局のリーダー会メンバーは10数人になった。それぞれに特技をもち、厚みをました。雑草引きや生垣の剪定作業などを終えて顔合わせの“お茶会”をした。地べたにシートを敷いて健康茶やコーヒー、紅茶を飲みおしゃべりをするだけのこと。このコミュニケーションが「老人力」発揮の源泉になる。誰かが言った。「楽しくなけりゃ、ボランディアはやれないよ」。そのとおり。ただ、地球が平和で安泰なことが大前提。
 世間は、メキシコ発の豚インフルエンザで大騒動だ。メキシコでは100人を超す死者が出ているという。アメリカやカナダに広がり、日本も水際作戦とか。心配は当然だが高じるとへんなことになりかねない。いわゆる「風評被害」。養豚農家のことを思う。ぼくは若いころ、養豚農家を歩き、豚を見て飽きることがなかった。豚は清潔好きで愛らしい。
 鳥や豚の異常も、気候の異常同様、結局は人間のしわざではないのか。そんな疑問がわく。人命も失われているのだから防御する対策は当然。だが、そういう新型ウィルスがなぜ現れたのか、そのおおもとの究明と対策はどうなっているのか。
 きょう昼過ぎ、突然あたりが暗くなり雷鳴がした。なにかの警告のように聞こえた。

春雷や豚のくれなゐ耳にあり 静塔
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