ノーやん日記パート2

朝の立葵とニンニク

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 晴れ。明け方西の空に、きのう満月だった月が黄み卵のように傾いていた。マンション街を散策する。立葵が梅雨入りしたばかりなのに愚老の背よりはるかに高く明るく咲き上っている(写真上下とも)。数年前亡くなられた同じマンションの市会議員から、「落合橋のたもとのきれいな花、なんという花ですか」と聞かれ「立葵といいます」と答えたことがある。なぜか、その記憶が甦った。

 帰宅して、植物の不思議を教えてくれる本を読む。稲垣栄洋さんの「なぜ仏像はハスの上に座っているのか」。その第二章にネギ、ニラ、ニンニク、ノビル、ラッキョウなど人が食べると強い臭いを放つユリ科の植物のことが書いてある。これらは「葷菜」とよび仏教では、酒・肉同様、食べることを禁じられていたという。臭いからだろう。しかし、ぼくも好きなニンニクは、古代エジプトのクレオパトラも「不老不死の霊薬」としていたというし吸血鬼のドラキュラが嫌っていたというから健康保持にはいいんじゃないか。黒ニンニクで健康を保持しているという友人の話を聞いて俄然ニンニク党になりつつある。

 朝立ちとニンニクの因果関係は知らない。元気であればいい、というだけの話。昼はパスタ。ニンニクとタカノツメさらにタマネギをみじん切りしトマトケチャップ、ウスターソース、塩コショウして。朝5時前、真っ赤な太陽が東の空に顔を出した。
            葫のおかげかけさも立葵 昇龍子

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}小学生のときニンニク臭い同窓生のこと思い出しました。風邪などひいたことがない子でした。
fm
「葫のおかげかけさも立葵」

スペイン風邪で戦争を続ける意味がなくなったというが、第一次大戦中の兵士にドイツ軍はニンニクを食べさせたそうです。効くような気がしますね。
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