ヴァンサン(ゴッホ)が、生活を支えてくれた弟テオとやりとりした手紙を織り交ぜながら、著者は人間ゴッホの謎に迫る。ゴッホは35歳の時、南フランス・プロヴァンス地方を日本の「太陽の光」「明るい色彩」が分かるところと見たて、アルルのまちに1年2カ月滞在した。サンレミに1年、パリ近郊のオヴェールの村に70日間。その間に印象派やそれを超えようとする画家たちと白熱の議論を交わしながら「芸術の爆発的開花をなしとげた」(同書)。アルル時代の傑作「ヒマワリ」は、そのひとつ。燃えるようなエスプリをぼくらに感じさせてくれる。北斎、広重、豊国の浮世絵に魅せられ日本の画風を学んだという。
ゴッホが芸術に昇華させたヒマワリはアメリカ大陸の原産。日本には17世紀後半、天蓋花、一名迎陽花の名で伝えられたという(湯浅浩史著「花の履歴書」)。サンフラワーの名の通り、国境を越えて人々の心まで燦燦と明るくしてくれる。
ヒマワリの親戚のような花、アメリカでは雑草のように生えているというルドベキア・トトゴールドが千里南公園の花壇に燃えるように咲いていた(写真上)。
憂鬱な梅雨空晴らさんルドベキア 愚老
向日葵の児童画見たき西の空 同
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