朝、千里中央公園へ(写真下)。老人諸君が黙々と散歩してる。野鳥観察小屋へ。男性が望遠レンズで池を覗いている。見ると鴛鴦がつぎつぎ湾の方に着水している。10羽くらいづつ群れで。飛ぶ姿ははじめて。藪の笹でケイタイではうまく撮れない(写真上)。「いつもは岸辺の木陰で休んでいるのに」。つぶやくと男性「草刈り音に驚き移動したんや思いますよ」。なるほどそうかもしれん。昼はちらしずし。午後、南千里の大型スーパーへ行き、帰りに南公園による。いつものパターン。
お笑い本読後感の続き。上方の笑いは庶民の日常生活に根ざす。先日まちの古道具屋さんが“ただいま不況に付き休業中”の貼紙をしはった。数日後シャッターを開け元気に営業“再開”。貼紙は洒落だった。こういう調子で商都は笑都。チクリとしたアイロニーもこめての洒落精神。秋田実さんも「洒落が一番初歩的で、基本的であり、そして一番究極の笑いも、やはり洒落であると思う」(「笑いの創造」)。
笑芸育ての親・秋田実さんは笑いのパターンについていろいろ書いておられる。“勘違いの笑い”“誇張の笑い”“繰り返しの笑い”“(へ)理屈の笑い”“矛盾の笑い”。さらに「ユーモアの笑い」と「ナンセンスの笑い」があると。「ユーモアは話の前後のつながりの上に立って次第に盛り上がって行く性質の笑いで微笑みである」。頷ける笑い。ありうる笑いともいう。「ナンセンスの笑いは前ぶれなしに唐突として起こる笑いであり、爆発する笑いである」。頷けない笑い。ありえない笑いともいう。
笑いはクスリにもなるそうや。15年ほど前、日本医大リウマチ科の先生が落語家の林家木久蔵師匠を招き26人の患者に一時間落語を聞かせたら、全員が聴いた後痛みが楽になったという。師匠もそれを知って「笑いは病気にキクゾー」と言ったとか。
梅の香が風にふわふわ飛んでいる 愚老
わが脳に落語効くかな春の風 同
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ノーやん
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