正月の主夫はわが輩。きのうのすき焼きに続ききょうは牛ブロックのワイン・トマトジュース煮。手間はジュリアンスープの材料を千切りすることぐらい。手間いらずと言っていい。ただ、顆粒状コンソメの入れ具合は調味しながら加減する。
何気なく、元大阪朝日の北畠宏泰さん編「ひとりひとりの戦争・広島」(1984年刊)を読む。被爆者六人の生活史を追った貴重な記録。その最後に外務省高官と自民党中堅代議士の核兵器禁止にたいする態度を紹介している。高官曰く「現実の国際政治では…核抑止力は是とせざるを得ない」。自民中堅代議士「市民の運動もしばらく時間をおけば、沈静化するのではないか」。それから30数年が経ったいまは。「国際政治」は昨年「核兵器禁止条約」を成立させ、ヒバクシャの市民運動は地球的規模に広がった。歴史のベクトルは左を向いているなあ。読みつつ思う。非核の政府を日本でこそ実現しなければ。核兵器のないない世界は歴史の必然だろう。写真上=松の内の黒松と路傍の山茶花(千里東町)
世界じゅうをヒバクシャ駆ける年始め 昇龍子
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ノーやん
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