ノーやん日記パート2

彼岸入りと旅の本

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 晴れ。きょうは彼岸入り。暖か。朝遅く、ハボタン・プリムラジュリアンなどの寄せ植えプランターに水やり。パンジー花壇の花がら摘みをする。「おはようございます。ご苦労様です。パンジーの花がらですか」「そうです。こうやって終わった花を摘むと花がずんずん増えるんや」「研究に研究を重ねて…」「いいやそんなたいそなことやおまへん」。自治会活動をいっしょにしたYさんご夫婦。「いつもありがとうございます」。名前も顔も知らない年配の女性。「花が枯れたん?」「いいや、花が終わったんを摘んでまんねん」。立ち止まって愚老の花鋏の向く先をじっと見る男性。「クラブの活動中止するんですか」「はい、残念やけどいろいろ事情があって3月末で…」「ここのマンションは花がウリやったのに惜しいですね」。同じ棟の子育て真っ最中の女性。きのう摘んだばかりなのに花がらはきょうもレジ袋いっぱい。

 お昼は、きょうもパスタ。もったいないがオリーブパスタのドレッシングを全部使う。けど美味いなあ。

 午後、部屋に籠って旅の本をランダムにお手玉読みする。池内紀さんの「ニッポン発見記」、大野正義さんの「これがほんまの四国遍路」、調所笑左衛門の生涯を掘り起こした原口虎雄さんの「幕末の薩摩」。解説や理論書と違い、どれもスラスラ読めて面白い。池内紀さんの「ニッポン発見記」は北は函館から南は大分・石橋までの歴史を秘めた土地を訪ね歩きルポ風にした読み物。「これがほんまの四国遍路」は、門真市の職員だった大野正義さんが定年退職後九回の四国遍路と西国33ヵ所巡礼、熊野古道、奥の細道などの巡礼を重ねた体験をもとに書いた本。どれもぼくが挑戦したいと思い抱いていた長旅。「おくのほそ道」などは大学ノートに行程から交通機関、滞在日数、資金などを書きとめたまま歳月が過ぎた。この齢になって家を空ける長旅はもうむつかしい。なので<読書旅>をはじめた次第。これも中之島図書館のおかげや(写真上下)。

 今夜は、家族に箕面の焼肉店で誕生祝いをしてもらう。いくつになってもうれしいね。箕面の小野原まで一時間ほど歩く。

いつまでも心は春の誕生日 龍尾

 

コメント一覧

ノーやん
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{%うれしいwebry%}fmさん、ありがとうございます。三つ葉のクローバーは花壇の対象として考えたことも議論したこともないです。芝生は西洋芝か韓国芝かいうのに不思議ですね。
fm
3月17日が誕生日でしたか。この日はアイルランドの守護聖人聖パトリックの祝日!三つ葉のクローバーで三位一体の教義を蛮族に教えた聖人。何よりも緑の日、ケルト族の春の日ですね。聖バレンタインほどではないが、アイルランド人には大変記憶しやすい日です。ノーやん花壇では三つ葉のクローバーはどんな位置を占めますか?
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