近頃、そんなことする人滅多おめにかかりまへんな。
子どもの時分、たわいないウソついて、親を驚かしたことあったけど。西洋の風習らしい。
バカな風習が日本にも入ってきて、俳句の季語にまでなっている。曰く「4月1日は、社会秩序を乱さぬ程度なら嘘つき御免として人をかついでもかまわぬという西洋伝来の風習である」(平凡社刊「俳句歳時記」)。「年中いつわりごとの横行しているいまの時世には、そぐわぬようだし、どうもユーモアが足りないようで、風習として根付いた感じはしない」ともいっている。事実は小説より奇なりのたとえのように、事件はときにユーモラスになる。
3月30日の事件やけど、愛知・豊橋の信用金庫で25歳男が起こした、一万円札のカラーコピー両面テープ貼り「偽造通貨行使」容疑事件は、びっくりしたな。ほんで、つい笑ろた。
いまどき、人をだます知能は高度化してるのに。「奇想天外」というてんでは、ネタもんや。みんなからボロカスに叩かれるんは当然。
人をだますんは、「方便」やないで。わが身を滅ぼし世の中も乱すんや。花は正直。寒けりゃ花も閉じる。自然のように正直に生きよう(きょう南千里の桜は4分咲きか)。
七面鳥ひねもす怒り四月馬鹿 三樹彦
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