ノーやん日記パート2

年度末

 「年末」や「節分」は季語にあるが「年度末」はない。なんでかなあ。「大晦日」とも「鬼やらい」ともちがう現代的風景があるのに。
 お役所はじめ、あっちゃこっちゃ人事が異動する。自治会も新しい役員の体制を整えて4月を迎える。
 寒の戻りのおかげか、桜の開花が三分咲き位でとどまっている。
 きょうは3月31日。わがマンション街はここんとこ、毎日のように引越屋さんの車が出入りしている。NPOの役員さんが市内各所の花壇を見て回り、うちのグループにも花の種袋を届けてくれた。ごくろうさんです。こうやって人が動き、世の中が回っていく。代替わりしていく。年度末はその節目や。
 代替わり言うても、人が不幸にして病に倒れ亡くなっていくのは悲しい。3月末、知人が3人続けさまに亡くなった。悲しいことも重なることがあるもんや。年下で元気に活躍していた人の場合、「なんでそんなにはよ逝くんや」とつぶやいた。その人の業績を宝として引き継ごうと誓った。
 カラスどもも、子どもを産んで代替わりしていく。マンションの敷地内の高木や電柱に三つもカラスが巣をつくりよった。市役所や電力会社の人らが取ってくれたそうだ。こんな代替わりはお断りや。どっか山の中でやってもらいたい。
けふはまだ誰にも逢はず弥生尽 万太郎
引越しの荷へ花びらや年度末 拙句
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