きょうは午後、冬の植物観察の宿題に取り組む。あたり前のことだが植物の生態は本だけでは学べない。愚老に与えられたテーマは「ソメイヨシノ」。ただそれだけ。何を課題に観察するのかは報告者の自由。ゼミの演習みたい。花ばさみ一丁もって千里南公園へ。冬のソメイヨシノの樹下で落ち葉や枝を拾いながら「課題」を考える。「冬芽」にするか「落葉」にするか定まらない。取りあえず、落ち葉と枝先を切って、南千里の千里図書館に駆け込む。
花ばさみだけでは植物の生態観察は不可。最低、カッターナイフとルーペが要る。ズボラな態度をまず反省。落葉樹のいのちの継承の仕方も常緑樹とは違う。葉痕と冬芽が隣り合わせの枝先に落葉樹のいのちの継承の姿を見る。世代継承の境界も分かった。新旧世代のいのちを引き継ぐ箇所。枝先には「皮目」(ひもく)とよぶ点々がある。植物の中と外で空気の交換をするところらしい。
桜は何にも言わないけれど、バラ科の気持ちはようわかる。牛ヶ首池では、マガモ、ホシハジロ、カルガモが仲良く一団となって遊泳していた(写真下)。4丁目のマンション街ではモクセイ科の柊が白い花を咲かせていた。若い葉には棘があるが旧い葉は丸くなっていた(上)。
われもせむいのちのリレー冬芽には 昇龍子
コメント一覧
ノーやん
fm
最新の画像もっと見る
最近の「インポート」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事