ノーやん日記パート2

いのちのリレー冬芽観察

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 晴れ。けさも5度。「さぶなりましたな」。前老人会長さんご夫妻に声かけられる。奥さんの介添えでリハビリの散策帰り。頭が下がる。きのうは勤労感謝の日。政府や財界のおえら方、なんぞ感謝をしたのかな。わが輩は、いまも派遣で働く娘をはじめ勤労者に支えられてのことと、感謝の心を忘れない。昨夜、島根県の義理の叔父の訃報。96歳。合掌。昼は、パスタ・ナポリタンとインゲン豆。

 きょうは午後、冬の植物観察の宿題に取り組む。あたり前のことだが植物の生態は本だけでは学べない。愚老に与えられたテーマは「ソメイヨシノ」。ただそれだけ。何を課題に観察するのかは報告者の自由。ゼミの演習みたい。花ばさみ一丁もって千里南公園へ。冬のソメイヨシノの樹下で落ち葉や枝を拾いながら「課題」を考える。「冬芽」にするか「落葉」にするか定まらない。取りあえず、落ち葉と枝先を切って、南千里の千里図書館に駆け込む。

 花ばさみだけでは植物の生態観察は不可。最低、カッターナイフとルーペが要る。ズボラな態度をまず反省。落葉樹のいのちの継承の仕方も常緑樹とは違う。葉痕と冬芽が隣り合わせの枝先に落葉樹のいのちの継承の姿を見る。世代継承の境界も分かった。新旧世代のいのちを引き継ぐ箇所。枝先には「皮目」(ひもく)とよぶ点々がある。植物の中と外で空気の交換をするところらしい。

 桜は何にも言わないけれど、バラ科の気持ちはようわかる。牛ヶ首池では、マガモ、ホシハジロ、カルガモが仲良く一団となって遊泳していた(写真下)。4丁目のマンション街ではモクセイ科の柊が白い花を咲かせていた。若い葉には棘があるが旧い葉は丸くなっていた(上)。
         われもせむいのちのリレー冬芽には 昇龍子

 

 

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}男も90歳時代が来るか。長生きに努めまひょ。
fm
「われもせむいのちのリレー冬芽には」

何としても今年の冬をこそう。今日元同僚も高齢だが、喪中の挨拶状が届いた。なんと107歳の母親だった。もう一人の同僚は97歳で永眠だ。男も負けてはおれない。お互いに長生き競争をしよう。
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