「お宅、ベランダの植木の鉢どないしてる」「捨てなしゃあないなと思ってる」「土捨てるとこはおまっせ」「さよか」。しばし、植木鉢の処分の話。
部屋に戻ってまた「蕪村全集」七巻や。きょうは、蕪村が弟子の几董と水入らずで自分の納得いく句をつくろうと夏と冬の発句で二歌仙を巻いた「俳諧もゝすもゝ」の話。安永9年の晩春の作らしい。蕪村の序文に「たゞ日々におのれが胸懐をうつし出て、けふはけふのはいかいにして、翌は又あすの俳諧也」というくだりあり。推敲に推敲を重ねた連句集らしい。
夏の発句は蕪村の「牡丹散て打かさなりぬ二三片」。几董が「卯月廿日のありあけの影」と脇句を付けている。冬の発句は几董の「冬木だち月骨髄に入夜哉」。蕪村が脇に「此句老杜が寒き腸」。春秋の句はない。
けさ、箕面・新船場の卸小売店へ練り歯磨きの安売りを買いに行く。小さなため池に鴨と青鷺と中鷺が雑居していた(写真上)。鴨は仲間連れで泳いでいたが青鷺も中鷺もひとりもんやった。小鳥類はメジロやヒヨドリ、シジュウカラなど集団行動を取るがウグイスやホオジロは単独行動が多いように見受ける。なんでかな。近頃のアメリカは単独行動を手控え日本を手下に使おうとしているように見受けられるが。蕪村・几董とはもちろん無関係の話。ノーたりんの独りごと。(写真下=府道吹田箕面線の桜)
頬白のつがい現る春田かな 昇竜子
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ノーやん

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