ノーやん日記パート2

ヒヤシンスと黄水仙

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 晴れ。きょうも朝から風強く寒い。妻は近江八幡方面へ友人と遊びに出た。わが輩は久しぶりに花壇に出る。「おはようございます。きょうは風が強いですねぇ」「そうですね」。「手が冷たいでしょう。チューリップが楽しみですね」「そうですね」。「おはよう。寒いねえ」「そうですね」。「ごくろさんで~す。きょうは寒いねえ」「そうですねえ」…。通る人みな声をかけて下さる。鼻水落としながら、雑草を引く。

 雑草の一番手はヒナゲシ、ついでスズメノカタビラ、マメカミツレ、オランダミミナグサ、ハコベラ。4日も放っておくとすごい蔓延り方。とってもとっても生えてくる。寒くても嬉しいことにヒヤシンス(写真上)、黄水仙(写真下)、パンジー、ビオラたちが春を告げてくれている。痛む目が癒される。

 ヒヤシンス。ユリ科の多年草。幕末に渡来。小アジア原産。花ことば「ひかえめの愛らしさ」。日の神アポロンがスパルタ王アミクラスの子ヒアキントスと円盤投げをしていてヒアキントスに当たり、流れた血が草を染め紫色の美しい花になったというギリシャ神話に由来する。18世紀のオランダでは球根一つが2万ドルで取引されたという。

 黄水仙。ヒガンバナ科の多年草。江戸時代に渡来。南ヨーロッパ原産。花ことば「うぬぼれ」。その名は、美少年ナルキッソスが湖水に映るわが身に恋をしたかなわずその化身として湖岸に咲いたというギリシャ神話に由来する。

突風をリンリン鳴らすヒヤシンス 愚老
突然の雨風笑う黄水仙 同

 

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%うれしいwebry%}fmさん、チューリップも17世紀に花も球根も見ない先物取引が狂乱状態になったそうですね。湯浅浩史さんの「花の履歴書」にありました。
fm
「18世紀のオランダでは球根一つが2万ドル」

18世紀オランダの金融商品「チューリップのオプション」は金融工学の教科書にも出てきます。当然「ヒアシンスのオプション」があってもいいでしょうね。

レンブラントは芸術的良心を貫き、晩年経済的に困窮したとされますが、実は投機で失敗したという説もあります。オランダの黄金時代の話しは現在にも通じるものがありますね。
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