ノーやん日記パート2

遊蝶花

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 晴れたり曇ったり。朝、近くの診療所へ頭のけがの消毒に。顔馴染みのAさんNさんにあう。「どないしはったん」。こないこないで「すってんころりんですわ」。「あこのスロープは危険ですわ」「ほかにも転んだ人いてるんちゃいますか」「そうやろう」。順番待ちのあいだ、「万博公園の野鳥すごいですよ。野鳥の会大阪支部いうんが野鳥を観る会やってまっせ」「そうでっか。あこは烏がぎょうさんいてまっしゃろ。野鳥もやられてるんちゃうかな」「烏がそんな…」。話の途中で順番が来る。ちょび髯みたいなんを生やした先生。「今週中はうちで診ましょう」。「ホッチキスはいくつでっか」「五つや。糸ならうちで抜けるけど金属なのでうちでは抜けん。来週元の所で抜いてもらって下さい」。

 昼は焼きめし。午後花壇に出る。パンジーが咲き始めた(写真上)。昨秋種から育てた花。風にひらひら揺れている。待ち遠しかった。別名遊蝶花。ほんとに蝶のよう。これから出番だよ。クロッカスも蕾をつけた(写真下)。3日ほどのうちに雑草がすごい。素手で引く。「ごくろうさまです。きょうはちょっと寒なりましたねぇ」「きれいになりましたね」。何人も声かけられ「ありがとうございます」。この声に優る治療薬はない。目の痛みもしばし忘れる。

 昼から千里中央公園を散策する。安場池の鴛鴦の群はきょうも池の淵で寝ている。秋田実著「大阪笑話史」を読み終わる。理論だててはいないけど漫才さんの笑いの技術史といおうか、大仰に言えば大阪と日本の笑いの発展史のようなものが読みとれる。あした記そう。

風にひらひらひら咲きぬ遊蝶花 愚老
傷む眼に微笑み浮かぶ遊蝶花 同

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%うれしいwebry%}mikomaiさんありがとうございます。この寒さを乗り越えて咲くパンジーに感動です。
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