ノーやん日記パート2

雨の日の「頭の柔軟体操」?

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 雨。台風22号が日本の南東に近づいているという。風はないが各地に大雨警報や注意報。気温は10度台に下がる。濱口桂一郎さんの「新しい労働社会」を読み終わる。日本の労働法制、企業内組合中心の労使慣行の問題点とヨーロッパとの比較など興味深い。正社員だけでは過半数にならない職場が多い日本の現状で「労働者代表組織」をどうするか。著者は設置の義務化・法制化を提唱している。労働組合との関係はどう位置づけるのか。資本からの独立を建前とするアメリカ式労働組合の問題にも言及し産業民主主義の再構築を説いている。古い頭ではフレクシブルについてゆかない。お昼はパスタ・ナポリタン。

 昼からは、内田樹さんの「下流志向」を読む。これも頭の体操になる本。「オレ様化する子どもたち」とか「消費主体」となった子どもとか、どきっとする言葉に惑わされつつ。「学びからの逃走」「労働からの逃走」とかの思想・イデオロギー状況を分析。「日本型ニート」現象とか「自己決定フェティシズム」とか難しい言葉が古い脳を体操させる。3時の休憩になるとのサツマイモを湯がく。甘~いなあ。
          柔軟な頭の体操蒸し芋 昇龍子
  

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%うれしいwebry%}千里の国立民族学博物館でカナダの原住民のくらしを展示しているそうなので見学してみようかなと思っています。
fm
今は知りません。労働者が給料を貰いすぎているという意識がありました。現在の総理大臣の父親の時代の話です。資本家といっても自営業者のことですよ。
ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}「カナダは労働者の国」ですか。資本家階級は権力をもっていないのですか。日本のように。
fm
カナダに移民した人が自動車整備の会社を起こしました。カナダは労働者の国、いつも先生やら公務員(消防署、警察署も含む、いつも実現しませんでしたが、カナダ軍が出動準備をいていたもの…)ストライキが絶えませんでした。日本人は資本家になるものではない、労働者に戻りたいとぼやいていました。その後どうなったのか。
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