曇り。蝉が朝からやましい。きょうは参議院選挙の投票日。議員の半数が改選される。ネットで有権者の動向や各党の声明などをみる。年金・憲法・消費税などが争点になったと報じられた。けど有権者の積極的な関与の姿勢は報じられたか。32の1人区での野党共闘のうごきは?安倍強権政治への有権者の意識動向は?
投票率は前回を下回る気配。諦め気分なのか、無言の抵抗なのか。青年諸君は、政治に関心を持ちながらも周りの空気に合わせて関わらないふりをしているという。しかし、某国立大学で「安倍さんってどこの党?」という学生もいたという。学生運動は消え、いまは無気力になっているのか。われら60年安保世代は消えつつあるが平和と民主主義のためにたたかった自負がある。憂国「民」の情は失わない。未来はいつも青年のものである。それを決めるのも青年自身である。各党の政策をしっかりと見定めて最善の選択をするよう願う。
蝉鳴くや電信柱に爪立てて 昇龍子