日々感ずることを、徒然に書いています。ご笑覧あれかし。

言葉というもの、非常に興味があります。

フットボールの高揚、そして野球と

2022-05-26 03:36:22 | 日記

こんな気持ちになったのは初めてです。

そして、何かを学んだ気がします。ああ、そういうことか、。

先日、5月22日(日)は、ちょっと特別な日でした。

と言いますのは、この日、英国フットボール、プレミアリーグの最終日だったからです。世界的に有名な英国プレミアリーグ。

英国のフットボール、プロは4リーグ、92チーム。その頂点に立つのがプレミアリーグです。20チーム。

今シーズン、頭抜けて強かったのが2チームありました。Manchester CityとLiverpoolです。他の18チームを寄せ付けませんでしたね。

この最終日、キックオフ前の時点で、Manchester Cityが1位、Liverpoolが2位。しかし、両者の勝ち点差は、僅かに1です。

ですから、この日、どちらにも、優勝の可能性はあったのですが、2位のLiverpoolが優勝するためには、最終戦に勝利を収めなければなりません。

どうしても勝たなければならない!!! これは、大変な重圧(プレッシャー)です。

幸い、相手は、普段ならまず楽に勝てる下位チーム。しかし、その日は、何しろ、最終日とあって、どのチームも必死です。

というわけで、相手に先制点を許してしまいました。しかし、その後ジワジワと追いあげ、結局、3:1の勝利。ヤレヤレというところ、。

さて、試合前今シーズン1位だったManchester Cityです。このCityの対戦相手も、その時点での勝敗表では中堅どころのチーム。普通の状況ならば、まず楽に勝てる相手です。しかし、その日は、「普通の状況」どころではありません。何しろ、結果によっては、今シーズンの優勝を逃してしまうかもしれないのですから。

そして試合開始後、いち早く、相手に、2点先取されてしまいます。しかし、そこは、実力のあるCity。1点ずつ、着実に返し、2:2の同点にまで追いつきました。そして、試合終了まで間なしというところで、ミッドフィールダーが綺麗なヘッディングを決めて、3:2の勝利。City、勝ち点差1の優勝です。Manchester Cityは、この5年間に、4回優勝したことになります(優勝を逃した2年前は、Liverpoolが1位)。さすがは王者ですね〜。

ところで、この最終日に限り、プレミアリーグ10試合、キックオフの時間が同じで、全試合同時進行。
これは、面白い。私まで、ドキドキハラハラしましたよ。

こんなの、TV中継できませんから、全試合の進行状況を、生TVで、逐一、教えてくれるんです。「あっ、Liverpool, 左から綺麗なシュート、。でも待ってくださいよ。オフサイドとみなされました。ゴール取り消しです。」

この日の10試合、上位2チームの首位攻防戦だけに限らず、ほとんどすべての試合に何かが「かかって」いるんです。だって、その試合の結果いかんで、自分のチームのリーグでの位置が、上に行ったり、下に行ったりするんですもの。したがって、シーズン後、フットボール協会から支給される「お金の額」が大きく違ってきます。
因みに、日曜日のこれらの10試合に、引き分け試合が全くありませんでした。こんな場面には、滅多にお目にかかれません。どのチームも、よほど「勝ちたい」の一心だったということでしょうよ。

更に、ここでもっと大きな問題があります。プレミアリーグ18位〜20位のチーム(下からの3チーム)は、来シーズン、下のリーグに降格させられますから、どのチームも、そのブラックホールに落ちないようにと必死です。

だって、一つリーグが下りますと、収入がガタンと減るんですから、。そして、また、そこから這い上がってくるのも大変ですし、。実際、この最終日に、降格を宣言されたチームが一つありました。

でも、こういうことがあるから、プロのフットボールって面白いんですよね。

実際、こんな、リーグ間の入れ替え制度が存在しないと、フットボールって、観ていてもそんなに面白くないのではと、思います。

また、フットボールには、90分という時間制限がありますね。あれで、よほど、ゲームの緊迫感が高まるんです。

情熱と情熱のぶつかり合い。欲望と欲望の、むき出しの示し合い。まあ、選手は、それに伴う技量を持っているので、観衆は、観ていても、観ごたえがあると感じるんでしょうけれど。

とは言いながら、私の最も好きな球技は、やはり野球です。

まあ、これには、私の場合、子供の時から、ずーっと観てきた球技だという事情があります。独特の「思い入れ」があるというわけですね。

しかし、先日の日曜日、このフットボールゲームでの異様な高揚を目の当たりにてフットボールと野球は、全く違った「面白み」があるものだという認識を新たにした次第。

プロ野球に、「入れ替え制度」を導入するのは、困難だと思います。

でも、シーズン終了間近、リーグのチーム順位が決まった時点で、「消化試合」とかいう、チンタラ、チンタラした試合は観るに耐えませんね。まあ、ビールでも飲んでいればいいんでしょうが。

フットボールに、チンタラは、ありません。観客、ビールも飲みません。皆、緊張しているんです。

1988年10月19日、日本のプロ野球、パリーグ最終戦、川崎球場での「近鉄:ロッテ」ダブルヘッダーを懐かしく思い出します。

近鉄が連勝すれば、勝率で、パリーグ優勝が決まるという場面。近鉄1勝1分で、惜しくもそれはなりませんでした。西武が優勝

フットボールでは、こういうことよくありますよ。


英語のこと

2022-05-16 21:42:41 | 日記
皆さん
 
唐突ですが、中田敦彦という方ご存知ですよね。
いろんなことを「You Tube大学」というものを通じて幅広く論じておられる人です。”広く、浅く”というんでしょうか。
 
その中に、「日本人は、なぜ英語が話せないのか」というのがありました。
https://www.youtube.com/watch?v=4IqX-XJzez8
 
しかし、彼がそこで言っておられることは、英語に関して、私がいつもおもっていることのまさしく正反対。
 
私は、なぜか、英語というものが、中学一年の一学期から無類に好きで、それは、英国に住んでいる今も変わりません。
 
中田氏は、そこで、「Sex and the City」とかいう、英国で昔人気のあったTVドラマを取り上げておられます。彼のいうには、そこで使われている単語数と言って、精々330くらい。そして、役者は、皆「、、、gonnna、、、、」というから、その言い方さえ覚えていればいいんですって。
 
また、それに賛同される方が大多数。
 
私、愕然としました。そして、もちろん反論しましたが、どうやら消されてしまったようです。
 
英国で、少しでも学のある人ならば、「、、gonna、、」などという、恥ずかしいことは言いません。いうとすれば、「、、going to、、」ですね。
 
第一、こういうやり方で、少しくらい英語が「話せる」ようになっても、もう少し、込み入ったことが言えないではありませんか。
 
私のやり方は、それに比べれば、まさしく、「がっぷり4つ」の正攻法。
 
英語を学び始めた時、私の第一の願望は「読めるようになりたい」ということでした、英語というのは、原則的に、「書き言葉」と「話し言葉」が一緒ですから、「読めれば、話せる」と踏んだわけです。そして、それは概ね当っていました。
 
発音のことがわかってきたのは、比較的最近のことです。
 
私、子供の頃から、漠然とながら、「大きくなったら、日本を出て、西洋のどこかに住みたい」と思っていました。
 
赤と青のふちがついた「航空郵便」を羨ましく、思ったほどです。
 
そういうことと、英語が無類に好きであったこと、引いては、自分の性向などということとは、無関係ではないと思います。
 
時々、英国人から、「いい英語を話されますね」と言われることがあります。
 
その時は、嬉しいですね。
 
「いい英語」というのは、文法に則っていて、(発音も)きちんとした英語ということです。

アイルランド

2022-05-06 21:55:42 | 日記

https://www.google.co.uk/search?q=ireland+scenery&sxsrf=ALiCzsbYVT-8_1aswPBQ-Z78xaaXXkuv1w%3A1651839897610&source=hp&ei=mRN1YriuI4uWgQb77oLIBg&iflsig=AJiK0e8AAAAAYnUhqYT9U_7SQz1FYbcB28lDePw-fuiB&oq=Ire&gs_lcp=Cgdnd3Mtd2l6EAEYADIECCMQJzIECCMQJzIECCMQJzIKCC4QsQMQ1AIQQzIECAAQQzIECAAQQzINCC4QgAQQhwIQsQMQFDIECC4QQzIICAAQgAQQyQMyCAgAEIAEELEDOgUIABCRAjoLCAAQgAQQsQMQgwE6DgguEIAEELEDEMcBEKMCOg4ILhCABBCxAxDHARDRAzoLCC4QgAQQsQMQgwE6BwgAELEDEEM6CgguEIAEEIcCEBQ6CAguEIAEELEDUABYigVgqkFoAHAAeACAAZgBiAHbApIBAzEuMpgBAKABAQ&sclient=gws-wiz

やっと、我が家にたどりついたのは、夜の12時。空港からタクシー。我が家というのは、やはりいいものである。

アイルランドには、兼ねがね、行きたいと思っていた。いろんなことをこの目で観て確かめたかった。

英国人にとって、このアイルランド、一番身近な国でありながら、その多くは、アイルランドのことをよく知っているとは思えない。

それには、歴史的な理由がある。

まず、アイルランド人、イギリス人ではない。彼らは人種的にケルト人で、また、英語以外に独自の言語を持つ。そして、そのアイリッシュ語は、今もなお、地域的に、アイルランドに生きている。

アイルランドは、総体的に土壌が肥沃ではなく、貧しかった。したがって他民族の侵攻をいつも受けた。まず、1169年からのノルマン人。英国人もその一民族であるが、最終的に、英国が1801年、アイルランドを併合する。それ以前に、英国人オリバークロムエルが攻め込み(1649~50)、蛮行を働いている。英国、挙句、この島国を自らの統治下において、爾後圧政を強いた。

それが、最終的に終焉を見たのは、ちょうど100年前の1922年のことである。アイルランド独立。

しかし、アイルランド北部の6州は、その時、アイルランドに戻ることを好まず、英国の一部として存続したいと言い張った。アイルランドは、基本的にカソリックの国であるが、「北」のプロテスタントが、そういう存続派。

それで妥協案として。この地域を「北アイルランド」と呼んだ。今も英国の一部である。ただ、この北アイルランドの人全てが、英国に従属することを好んでいる訳ではない。アイルランドに戻りたい。だから北アイルランドのカソリックが、そう言う人たちなのでは?

北アイルランドの首都は、ベルファスト。そこで、今もなお続く、非常に露骨な「対立」を観た。

今回の旅行は、アイルランドの首都ダブリンを起点とし、「北」を含むアイルランド島を、大型バスで一周するツアー。全行程、2週間。

このツアーに参加したのは、総勢40人くらい。

それに関して、全く予期していなかったことがあった。それも、2つ。

まず、天候。これには、ことのほか恵まれ、初日と最終日を除き、毎日が、ほとんど快晴続き、しかも無風ときている。アイルランドは、雨の多いところだと言う先入観があったので、これには驚いた。まあ、これで、アイルランドの印象が非常に良くなったことは、確かである。

そして、もう一つ。これが面白い。

私、英国人の友人と一緒に行ったのであるが、我々2人を除き、後の38人ほどは、一人残らずアメリカ在住のアメリカ人。こんなシナリオは思ってもみなかった。
考えるに、こんな旅行を提供しているのが、アメリカの会社なのではないであろうか。

ところで、それらのアメリカ人、だいたい、中年から上の人で、ほとんどが、ご夫婦。

ただ、その人たちのタイプが様々で、私が日本にいた時、見たことのあるようなアメリカ人ばかりではなかった。

特に、米中部からの人たちは、だいたい、私にすれば、ほとんどが初めてお目にかかるような人たちだと思えた。

コロラドとかネブラスカとか、。

特に女性軍。彼女たち、ひょっとしたら、日本人なんかと喋ったご経験がないのかもしれない。なんだか、恥ずかしそうにしておられる。また、彼女たちのファッション感覚には、実に独特のものがあり、目を疑った。

そこへ行くと、男性軍はまだ楽である。私、彼らとは、米大リーグ野球の話をして、御茶をにごしていた。

ところで、アイルランドは米国と、特に強い絆を持つ。

それは19世紀中頃のアイルランドポテト飢饉に端を発する。

祖国でのあまりの惨状を逃れるため、何百万人というアイルランド人が、新天地アメリカに活路を見出そうとした。そして、その趨勢は今もなお、継続中だとか。

したがって、今のアメリカにはアイルランド系の人が、何千万人もいるという。移民の子孫。

有名人も数知れず。例えば、米大統領。ジョーバイデン、ジョンケネデイ、ロナルドレーガン、ビルクリントン、、。また、ウオルトディズニー。また、グレイスケリー、。

私の今度の旅行は、ガイド付きのパック旅行であったが、これは大成功。任意参加のツアーにも全部参加した。

私、かつで、こういうものを蔑視していた節があったが、77歳の今、それはない。

いくらお金を積んでも、こんなこと自分でできるはずがない。

今度の旅行で、アイルランドがとても好きになった。

アイルランド人は、人懐っこい。知らない人に、ニコッとしても、嫌がられない。気持ちのいいお返しが返ってくるだけ。英国では、まさかこうはいかない。

また、彼らには、気取ったところがない。美女の女性でも、そうである。

まさに単刀直入、私、こういうのがとても好き。

アイルランド、今は、貧しいなんてとんでもない。

ジャガイモに頼らなくても、ITと観光で十分食っていける。

やっと、我が家にたどりついたのは、夜の12時。空港からタクシー。我が家というのは、やはりいいものである。

アイルランドには、兼ねがね、行きたいと思っていた。いろんなことをこの目で観て確かめたかった。

英国人にとって、このアイルランド、一番身近な国でありながら、その多くは、アイルランドのことをよく知っているとは思えない。

それには、歴史的な理由がある。

まず、アイルランド人、イギリス人ではない。彼らは人種的にケルト人で、また、英語以外に独自の言語を持つ。そして、そのアイリッシュ語は、今もなお、地域的に、アイルランドに生きている。

アイルランドは、総体的に土壌が肥沃ではなく、貧しかった。したがって他民族の侵攻をいつも受けた。まず、1169年からのノルマン人。英国人もその一民族であるが、最終的に、英国が1801年、アイルランドを併合する。それ以前に、英国人オリバークロムエルが攻め込み(1649~50)、蛮行を働いている。英国、挙句、この島国を自らの統治下において、爾後圧政を強いた。

それが、最終的に終焉を見たのは、ちょうど100年前の1922年のことである。アイルランド独立。

しかし、アイルランド北部の6州は、その時、アイルランドに戻ることを好まず、英国の一部として存続したいと言い張った。アイルランドは、基本的にカソリックの国であるが、「北」のプロテスタントが、そういう存続派。

それで妥協案として。この地域を「北アイルランド」と呼んだ。今も英国の一部である。ただ、この北アイルランドの人全てが、英国に従属することを好んでいる訳ではない。アイルランドに戻りたい。だから北アイルランドのカソリックが、そう言う人たちなのでは?

北アイルランドの首都は、ベルファスト。そこで、今もなお続く、非常に露骨な「対立」を観た。

今回の旅行は、アイルランドの首都ダブリンを起点とし、「北」を含むアイルランド島を、大型バスで一周するツアー。全行程、2週間。

このツアーに参加したのは、総勢40人くらい。

それに関して、全く予期していなかったことがあった。それも、2つ。

まず、天候。これには、ことのほか恵まれ、初日と最終日を除き、毎日が、ほとんど快晴続き、しかも無風ときている。アイルランドは、雨の多いところだと言う先入観があったので、これには驚いた。まあ、これで、アイルランドの印象が非常に良くなったことは、確かである。

そして、もう一つ。これが面白い。

私、英国人の友人と一緒に行ったのであるが、我々2人を除き、後の38人ほどは、一人残らずアメリカ在住のアメリカ人。こんなシナリオは思ってもみなかった。
考えるに、こんな旅行を提供しているのが、アメリカの会社なのではないであろうか。

ところで、それらのアメリカ人、だいたい、中年から上の人で、ほとんどが、ご夫婦。

ただ、その人たちのタイプが様々で、私が日本にいた時、見たことのあるようなアメリカ人ばかりではなかった。

特に、米中部からの人たちは、だいたい、私にすれば、ほとんどが初めてお目にかかるような人たちだと思えた。

コロラドとかネブラスカとか、。

特に女性軍。彼女たち、ひょっとしたら、日本人なんかと喋ったご経験がないのかもしれない。なんだか、恥ずかしそうにしておられる。また、彼女たちのファッション感覚には、実に独特のものがあり、目を疑った。

そこへ行くと、男性軍はまだ楽である。私、彼らとは、米大リーグ野球の話をして、御茶をにごしていた。

ところで、アイルランドは米国と、特に強い絆を持つ。

それは19世紀中頃のアイルランドポテト飢饉に端を発する。

祖国でのあまりの惨状を逃れるため、何百万人というアイルランド人が、新天地アメリカに活路を見出そうとした。そして、その趨勢は今もなお、継続中だとか。

したがって、今のアメリカにはアイルランド系の人が、何千万人もいるという。移民の子孫。

有名人も数知れず。例えば、米大統領。ジョーバイデン、ジョンケネデイ、ロナルドレーガン、ビルクリントン、、。また、ウオルトディズニー。また、グレイスケリー、。

私の今度の旅行は、ガイド付きのパック旅行であったが、これは大成功。任意参加のツアーにも全部参加した。

私、かつで、こういうものを蔑視していた節があったが、77歳の今、それはない。

いくらお金を積んでも、こんなこと自分でできるはずがない。

今度の旅行で、アイルランドがとても好きになった。

アイルランド人は、人懐っこい。知らない人に、ニコッとしても、嫌がられない。気持ちのいいお返しが返ってくるだけ。英国では、まさかこうはいかない。

また、彼らには、気取ったところがない。美女の女性でも、そうである。まさに単刀直入、私、こういうのがとても好き。

アイルランド、今は、貧しいなんてとんでもない。

ジャガイモに頼らなくても、ITと観光で十分食っていける。