「あの、、おじさん、ちょっといいですか」
「、、、???」
「私、実は今夜泊まるところがないんです。お金もありません、、、。」
この11月に帰国していた時のこと。まだ、夜というには早すぎた。夕暮れ時。
京都は祇園の近く、建仁寺に行く道。私とすれ違った彼女、すぐさま引き返し、私にこういったのである。
年の頃は、30代半ばか。美人でも不美人でもない。
私、「このお寺に行って、相談したらどうですか。」と言って、追い払った。
また、これも、このころの京都での話。まだ、陽は高い。
私、四条河原町、高島屋の前にあった冷たい石のベンチに座っていた。
そこいらで、人と待ち合わせ。
すると、またまた妙齢の女性。晩秋だというのに、ぺらぺらのミニスカートは、なんとも場違いだと映った。
そして、彼女、なんと私にウインクを仕掛けてきたのである。
私、呆れて物が言えなかった。
昔、私が日本に住んでいた時にも、こんな女性はいたのであろうか。まあ、その時は、私が若く、どんな女性も(お金目当てで)私に寄ってくるということはなかったということか。
急に、変なことを思い出した
「何が彼女をさうさせたか』昭和2年,藤森成吉の戯曲。
そして、「こんな女に誰がした、」。昭和22年、菊池章子「星の流れに」の一節。
これら2女性の言動は何を意味するのか、。一体今の日本は、どういうことになっているのであろうか。
総体的に言って、私が、この前に帰国した時(4年ほど前)より、日本人の経済状態は、悪くなっているということか。
私、今回の帰国で、いとこの家に「お邪魔してもよろしいか」と言って、本当に「お邪魔」した。しかし、その時、実際はいけないことをしたのでは?と感じた。
次回(おそらく来年)は、私が、どこかへ、ご招待しようと思っている。
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