甲子園の高校野球が終ったと思ったら、すぐに、陸上の世界大会。ハンガリーのブダペストで。
私、こういうのも好きなんです。自分が何もできないものですからね。いつも、スポーツの話ばかりでごめんなさい。次は、全く別のことを書きますので、我慢してください。これでひとまず最後です。
ハンガリーでは、期間中、酷暑だったみたいです。
英国は、もともと陸上を始め、スポーツの盛んな国です。メダルの数だけ見ますと、金が2つで、合計8個か、それくらい。まあまあいい成績でした。6位くらいではないでしょうか。金の一つが、男子1500m。
ノルウエーの本命(インガブリツェン)を最後のホームストレッチで抜いての勝利。嬉しいでしたね。この刺青だらけのノルウエー人、あまり好きではありませんし。
他に特筆すべきは、投擲と跳躍で、東洋人の活躍が目立ったこと。これは、本当に嬉しかった。
1、男子やり投げ、、インド人が優勝、2位もパキスタン人ではありませんか。
2、女子やり投げ、、日本人が優勝、北口さん。
やり投げって、技術的にとても難しい種目だと思いますが、東洋人がいいなんて、どういうことなんでしょうね。
昔なら考えられなかったことですよ。特に女子の北口さん、本当におめでとう。このロンドンに住む変なおじさんも嬉しいわ、。
3、男子棒高跳び、、フィリピンのなんとかいう選手が、6.00米を飛んで、堂々の2位。一位はデュプランティスの6..10。この人は、あまりにも頭抜けていますので、一位は、始めから、決まっているようなものです。アメリカ生まれのスエーデン人。6.22の世界記録を持っています。
でも、フィリピン人がスポーツの世界で、話題になるのは、ボクシングくらいのものだと思っていましたので、棒高跳びで2位を取った比国人の活躍は、嬉しかったですね。
このように、陸上競技選手の世界分布図も、徐々に変わってきていますね。
ただ、この比国人、国籍はフィリピンだけれど、例えばアメリカに住んでいるのかもしれませんよ。
北口さん、どこにお住みですか。
PS:陸上世界選手権、次は2年後。東京で開催という話ですよ。
つい最近、オリンピックをやったばかりなんですが、そのオリンピックが、無観客という、実に情けない状況での開催であったので、それを償う為の開催ではないでしょうか。
甲子園の高校野球を観ています。インターネット上でのことです。
私、スポーツは、なんでも、まあまあ好きですが、今は、皮肉にも、野球というものの存在しない国に住んでいますので、野球の場合だと、プロもアマも、ただ戦績を追うだけということになるのです。
ただ、夏の高校野球選手権なら、予選からでも観られます。インターネットのおかげですね。
さて甲子園、。
一昨日、3回戦がすべて終わり、明日準々決勝です。今日は休養日とあって、ちょっと寂しいです。昔は、こんなのなかったのですが、。
今大会残っている8校の県名は、岩手、青森、宮城、茨城、神奈川、岡山、鹿児島、そして沖縄です。
こうして見ると、近畿勢が一校もありません。
3回戦で、本命の一角、大阪の履正社が、去年の覇者(仙台育英)に負けてしまいました。まあ、育英も強いですからね。まあ、毎年、、同じような学校ばかりが勝ち進んでいくというのよりは、遥かにいいですが、。
それにしましても、近年、地方予選を勝ち抜いて、甲子園にでてくるほどの学校ですが、その選手は、実によく鍛えられていますね。昔、私が子供の頃に知っていた「すごい選手」とは比べ物になりません。
ところで、高校野球を観ていて、非常に気になることが、一つあります。
それは、選手の名前です。
苗字はしようがないですが、それに続く「名」になりますと、もうお手上げ。
だいたい、殆んど、読めないんですもの。それで、そういう場合の名前には、ひらがなでルビがふってあります。
私、選手の親御さんが、ああいう難しい漢字をご存知だとは、とても信じられません。
何か、「素敵な名前のつけ方」とかいう参考書があるのかもしれません。
私、自分に子供がないものですから、偉そうなことは言えませんが、もしあるとして、それが男の子の場合であれば、迷うことなく「一夫」にしますね。
今の子に、そんな平凡な、それでいて「変った」名前をつければ、その子はいじめの対象になるんでしょうか。
日本では、他のみんなと同じというのが、「謙虚で」いいというんですからね。
私、子供を授かられた親御さんは、その命名時に、姓と名とのバランス(釣り合い)を考えなければならないと思います。
姓がタダでさえ重いのに、名も重くしてしまえば、ちょっとおかしいでしょうよ。
昔、英国の中距離陸上で、コー(Coe)という有名な方がおられました。
そして、彼の名がセバスチャン(Sebastian) 。要するに Sebastian Coeさんですね。彼のお母さんの言われる所では、その男の子の命名にあたり、「苗字Coeはいい名前だけれど、あまりに軽すぎるので、名は、少し長くて、どっしりしたものを選んだ」とのこと。これなど、私に言わせれば、命名感覚100点満点。
その逆に、私、かつて、ヒューリー(Hugh Leigh)という英国人を知っていました。
姓も名もいい名前かもしれませんが、それを一緒に使うと、なんだかふわふわとしたものになってしまいます。実際、その方も、そんな感じの人でしたが、。ごめんなさい。
所で、私の本名は「石山 望」。
私、この名前、以前は、嫌いな名前でした。特に姓の「石山」が、。それでいて「石」のつく他の姓は、全て好きなのです。石川、石坂、石崎、石原、、、。その理由を探察してみて、結論が出ました。
でも、今は、そんなでもありません。自分の生き方に自信ができてきたということかもしれませんね。
因みに、私の名は「のぞむ」。男ですよ。
私に、ペンネーム(筆名)というものがあるんです。「野津 肇」。
キザでしょうか。
PS:
日本人の名前で、面白いなと思うのがあります。ご存知、イチローさん。
彼の本名は鈴木一朗なんですが、それを初めて見た時、私、ニヤリと笑ってしまいました。お父様の茶目っ気にです。
鈴木も一朗も至って平凡な名前ですが、ただそのために、鈴木一朗は、例えば、銀行の書類記入例に使われそうな名前だと思ったからです。
こういうの好き。
最近、日本のよいTV番組を観ました。ただしユーチューブ。
今日は、なんだかとても寂しいでした。
テムズ川沿いを散歩しましたが、ある一つのことばかりが頭をよぎり、楽しくもありませんでした。
それと言いますのも、昨日、近所の通りを歩いていると、写真入りの張り紙があり、それが、私の知っている人だったからです。
それによりますと、その方、この14日から、行方が分からないとの事。
Wさんとおっしゃるご近所の英国人で、まだ、40代後半ではないでしょうか、奥さんと小さい2人のお子さんがおられます。
見る限り、元気はつらつという感じのお方で、愛想もいいし、そんな「行方不明」になるような方のようには見えませんでした。家の中のことは、全て自分で改装され、庭の手入れもよく行き届いていますし。
しかし人間ってわからないものですね、。
私、英国人の友人があり、偶然にも、その方が、この行方不明者のお母様をご存知でした。
要するに、その私の友人は、Wさんのご家族全員を知っておられたのですね。
早速、友人、Wさんの他のご家族のお一人に問い合わせてくださいました。ただし、お母様ではありません。
英国中部にお住いのお姉さまです。
そのお姉様によりますと、Wさん、ここ一年ばかり、大変落ち込んでおられ、おそらく、もうこの世にはおられないのでは、ということでした。
Wさん、「皮膚癌」を持っておられ、その進行したもの、それが要因なのだそうです。末期症状の皮膚癌。
この14日に、Wさん、行方不明になられる直前に、いろんなところに、「遺書」を送られていたそうなんです。
それから4日後の今日までに、まだ彼の遺体がどこかで見つかったわけではありませんし、100%そうだとは言い切れませんが、まあその可能性は非常に高いでしょうね。
あ〜あ、。
ただ、私がWさんの立場にあれば、まず、自殺なんていうことはしませんね。トコトン生きようと思います。
死んでいく自分はいいかもしれませんが、残される家族のためにです。特に小さな2人の子供のために、。
Wさんの家、経済的な問題ないとは思いますが、これから、奥様は、小さな子供2人を抱えて、前途多難です。
因みに、上述、彼のお母様も自死されました。数年前、入水自殺。
私は、基本的に人を信用する人間である。
そんな手合いは、もちろん、昨今、インターネット詐欺師恰好の餌食。
この詐欺師たち、頭は非常に良く切れる。ただ、顔は絶対に見せない。そして、何より性格が悪い。多くの善良な市民の金を、うまく言って掠め取る。
そんなことで「生計」を立てていて、気持ちがいいのであろうか。税金を一銭も払わない人生、。
もし、彼らに子供がいるとしたら、子供の顔をまともに見られないのではないか。まあ、これらの詐欺師たち、その様な正常感覚は持ち合わせないということか、。
1960年代の英国で、列車大強盗事件と言う有名な事件があったのを思い出す。ロンドンからグラスゴーに向かう途中の現金輸送列車が10数人のギャングに襲われ、莫大な金額の古札が盗まれた事件である。
今時の詐欺師は、その現代版と言うわけであるが、うんとスマート。
ただ、こんな物騒な世の中になってしまったのは噴飯物、なんとも嘆かわしい。何しろ、人をおいそれとは信用できないときている。
知らない人でも、簡単に家の中に入れてしまう様なお人好しの私であるが、77年11ヶ月の今まで、そのために被害を被ったことはない(例外的に、一度だけ、ちょっとした金額を掠めとられたことがあったが、すぐに全額戻ってきた)。
それどころか、その「人を信用する」と言う性質に生まれついたことを嬉しくさえ思う。「人の懐に飛び込む」と言うのか。
この性格のために失ったものより、得たもののの方がはるかに大きい。変える気は毛頭はない。
これからも、あくまで、「開けた」人間で行く。まあ、私のこの歳では、変りようもないけれど、。
私のこういう性格のおかげで、随分、良い友達にも恵まれた。日本でも英国でも。
もし、私が、もっと注意深く、また「閉ざされた」人間であったとすれば、今の様なゆったりとした生活は望むべくもないのではなかろうか。いい友人も多いし、。
昔、日本にいた頃、電車で、たまたま私の横に座られた人と親交を結んだことを思い出す。謡の先生。
今では、まあ、さすがにそれはない。
インターネットが盛んになってせいぜい20年。世の中、非常に便利になったが、その反面、極めて物騒にもなってしまった。ああ、ヤダヤダ、。
今度、詐欺師から電話がかかってきたら、「一度どこかでお茶でも?」と誘ってみましょうか。
恥ずかし屋で、人前に出るのを極度に嫌われる人たちだから、電話を切ってしまわれるだろうなあ、きっと、。