日々感ずることを、徒然に書いています。ご笑覧あれかし。

言葉というもの、非常に興味があります。

世界陸上選手権大会ブダペスト

2023-08-29 05:14:40 | 日記

甲子園の高校野球が終ったと思ったら、すぐに、陸上の世界大会。ハンガリーのブダペストで。

私、こういうのも好きなんです。自分が何もできないものですからね。いつも、スポーツの話ばかりでごめんなさい。次は、全く別のことを書きますので、我慢してください。これでひとまず最後です。

ハンガリーでは、期間中、酷暑だったみたいです。

英国は、もともと陸上を始め、スポーツの盛んな国です。メダルの数だけ見ますと、金が2つで、合計8個か、それくらい。まあまあいい成績でした。6位くらいではないでしょうか。金の一つが、男子1500m。

ノルウエーの本命(インガブリツェン)を最後のホームストレッチで抜いての勝利。嬉しいでしたね。この刺青だらけのノルウエー人、あまり好きではありませんし。

他に特筆すべきは、投擲と跳躍で、東洋人の活躍が目立ったこと。これは、本当に嬉しかった。

1、男子やり投げ、、インド人が優勝、2位もパキスタン人ではありませんか。

2、女子やり投げ、、日本人が優勝、北口さん。

やり投げって、技術的にとても難しい種目だと思いますが、東洋人がいいなんて、どういうことなんでしょうね。

昔なら考えられなかったことですよ。特に女子の北口さん、本当におめでとう。このロンドンに住む変なおじさんも嬉しいわ、。

3、男子棒高跳び、、フィリピンのなんとかいう選手が、6.00米を飛んで、堂々の2位。一位はデュプランティスの6..10。この人は、あまりにも頭抜けていますので、一位は、始めから、決まっているようなものです。アメリカ生まれのスエーデン人。6.22の世界記録を持っています。

でも、フィリピン人がスポーツの世界で、話題になるのは、ボクシングくらいのものだと思っていましたので、棒高跳びで2位を取った比国人の活躍は、嬉しかったですね。

このように、陸上競技選手の世界分布図も、徐々に変わってきていますね。

ただ、この比国人、国籍はフィリピンだけれど、例えばアメリカに住んでいるのかもしれませんよ。

北口さん、どこにお住みですか。

PS:陸上世界選手権、次は2年後。東京で開催という話ですよ。
つい最近、オリンピックをやったばかりなんですが、そのオリンピックが、無観客という、実に情けない状況での開催であったので、それを償う為の開催ではないでしょうか。

 

高校野球観ています、そして、選手の名前

2023-08-19 07:28:19 | 日記

甲子園の高校野球を観ています。インターネット上でのことです。

私、スポーツは、なんでも、まあまあ好きですが、今は、皮肉にも、野球というものの存在しない国に住んでいますので、野球の場合だと、プロもアマも、ただ戦績を追うだけということになるのです。

ただ、夏の高校野球選手権なら、予選からでも観られます。インターネットのおかげですね。

さて甲子園、。

一昨日、3回戦がすべて終わり、明日準々決勝です。今日は休養日とあって、ちょっと寂しいです。昔は、こんなのなかったのですが、。

今大会残っている8校の県名は、岩手、青森、宮城、茨城、神奈川、岡山、鹿児島、そして沖縄です。

こうして見ると、近畿勢が一校もありません。

3回戦で、本命の一角、大阪の履正社が、去年の覇者(仙台育英)に負けてしまいました。まあ、育英も強いですからね。まあ、毎年、、同じような学校ばかりが勝ち進んでいくというのよりは、遥かにいいですが、。

それにしましても、近年、地方予選を勝ち抜いて、甲子園にでてくるほどの学校ですが、その選手は、実によく鍛えられていますね。昔、私が子供の頃に知っていた「すごい選手」とは比べ物になりません。

ところで、高校野球を観ていて、非常に気になることが、一つあります。
それは、選手の名前です。

苗字はしようがないですが、それに続く「名」になりますと、もうお手上げ。

だいたい、殆んど、読めないんですもの。それで、そういう場合の名前には、ひらがなでルビがふってあります。

私、選手の親御さんが、ああいう難しい漢字をご存知だとは、とても信じられません。

何か、「素敵な名前のつけ方」とかいう参考書があるのかもしれません。

私、自分に子供がないものですから、偉そうなことは言えませんが、もしあるとして、それが男の子の場合であれば、迷うことなく「一夫」にしますね。

今の子に、そんな平凡な、それでいて「変った」名前をつければ、その子はいじめの対象になるんでしょうか。

日本では、他のみんなと同じというのが、「謙虚で」いいというんですからね。

私、子供を授かられた親御さんは、その命名時に、姓と名とのバランス(釣り合い)を考えなければならないと思います。

姓がタダでさえ重いのに、名も重くしてしまえば、ちょっとおかしいでしょうよ。

昔、英国の中距離陸上で、コー(Coe)という有名な方がおられました。

そして、彼の名がセバスチャン(Sebastian)  。要するに Sebastian Coeさんですね。彼のお母さんの言われる所では、その男の子の命名にあたり、「苗字Coeはいい名前だけれど、あまりに軽すぎるので、名は、少し長くて、どっしりしたものを選んだ」とのこと。これなど、私に言わせれば、命名感覚100点満点。

その逆に、私、かつて、ヒューリー(Hugh Leigh)という英国人を知っていました。

姓も名もいい名前かもしれませんが、それを一緒に使うと、なんだかふわふわとしたものになってしまいます。実際、その方も、そんな感じの人でしたが、。ごめんなさい。

所で、私の本名は「石山 望」。

私、この名前、以前は、嫌いな名前でした。特に姓の「石山」が、。それでいて「石」のつく他の姓は、全て好きなのです。石川、石坂、石崎、石原、、、。その理由を探察してみて、結論が出ました。

でも、今は、そんなでもありません。自分の生き方に自信ができてきたということかもしれませんね。

因みに、私の名は「のぞむ」。男ですよ。

私に、ペンネーム(筆名)というものがあるんです。「野津 肇」。
キザでしょうか。

PS:
日本人の名前で、面白いなと思うのがあります。ご存知、イチローさん。

彼の本名は鈴木一朗なんですが、それを初めて見た時、私、ニヤリと笑ってしまいました。お父様の茶目っ気にです。

鈴木も一朗も至って平凡な名前ですが、ただそのために、鈴木一朗は、例えば、銀行の書類記入例に使われそうな名前だと思ったからです。

こういうの好き。


「さらば、愛しきプロ野球」

2023-06-27 22:54:08 | 日記

最近、日本のよいTV番組を観ました。ただしユーチューブ。

全てで29編。1編が1時間ですから、つまり、300時間ほど観たことになりますね。
 
どうやら、フジTVかどこかが、10年ほど前に放映したものらしいんです。
 
「さらば、愛しきプロ野球」という題名で、毎回、往年の著名なプロ野球選手及び指導者を招いて対談するというもの
 
インタービューする人は、島村俊治さん。野球専門の元アナウンサーだと思います。非常に詳しいです。
 
私、この番組を観て、非常に教えられました。勉強にもなりました。
 
島村さんは勿論のこと、インタービューされる人も、実に丁寧に喋られる。これらの元有名選手も、かつて立派な業績を上げられた人たちばかりですから、当然、自信は十分に持っておられるのですが、それを、表に出さない、すべてのことを「控えめ」にされるんですね。
 
その人たち、よく「、、させていただきます」と言われます。
 
英国に永く住んでいる私、日本語でしゃべる時でも、そういう時、「、、します」、または精精「、、いたします」と言ってしまいます。別に間違ってはいませんが、どうも、そうすると、横柄に聞こえるらしいんです(ただ、この場合でも、あまりに度がすぎると、耳障りになる)。
 
そして、皆さん、いつも、他の人に気を配りながら喋っておられます。
 
今でもそうですが、私、日本にいた時、そんなことにはまるで頓着せず、好き放題喋っていたため、皆さんから、「まあ、この人、こんなんじゃ日本には住めないわ」と思われていたに違いありません。
 
恥ずかしながら、やっと、この歳になって、そういうことが分ってきた次第です。
 
さて、この「、愛しき、」に出られた昔のスターですが、。
 
、川上哲治(巨人)
、上田利治(阪急)
、鈴木啓示(近鉄)
、須藤 豊(毎日)
、佐々木信也(高橋)
、土橋正幸(東映)
、外木馬義郎(広島)
、田淵幸一(阪神)
、村田兆治(ロッテ)
、広岡達朗(巨人)
、土井 淳(大洋)
、北別府学(広島)
、吉田義男(阪神)
、中村 稔(巨人)
、荒川 博(毎日)
、若松 勉(ヤクルト)
、中西 太(西鉄)
、豊田泰光(西鉄)
、有藤通世(ロッテ)
、広瀬淑功(南海)
、関根潤三(近鉄)
、大矢明彦(ヤクルト)
、黒江透修(巨人)
、植村義信(毎日)
、村上雅則(南海)
、古葉竹織(広島)
、杉下 茂(中日)
、権藤 博(中日)
、与那嶺要(巨人)
、福本 豊(阪急)
 
私、これらの人、全て知っています。まあ、少なくとも名前くらいは、。
 
この番組は、これらの方々の野球人としての人生裏話。
 
でも、これは狭い日本での、また歴史がそれほどないプロ野球界の話。人と人との繋がりが強く、曰く、地縁学校縁などというものが非常に大きく関わってきます。なんだか、私の好きな浪花節を聞いているようで、何度もホロリとさせられた。日本人って、ドライに割り切れないんですね。
 
これらの人の裏話。どれも、感動ものでしたが、特に印象に残ったのは上田監督(阪急)、須藤コーチ(巨人)、与那嶺監督(中日)、、。そんなところでしょうか。
 
人間的に魅力を感じたのは、関根潤三さん。この人は、法政大学から、近鉄、巨人。でも、投手も野手もされるんです。近鉄時代に、右翼手で出ておられたのを、日生球場で見たことがあります。飄々としておられて、話っぷりも素敵でしたね。私、聴きなおすこと、2度。確か90何歳かまでご健在だったと思います。
 
ところで、この中に、異色の人がお一人おられるんです。
 
土橋正幸さん(東映フライヤーズ)。
 
このかた、東映に入られるまで、硬球をなぶられたことがなかったのですよ。彼が、軟式出身であることは知っていましたが、事情は知りませんでした。
 
だって、土橋さん、高校は出ておられますが、その時、野球はやってられなかったのではありませんか。実家の商売(魚屋)を手伝いながら、浅草のストリップ小屋「フランス座」とつながりのある軟式野球チームのエースだったのだと思います。そのエースがフライヤーズのテストを受けられたところ、見事合格。
 
しばらくして、東映の速球王エース。退団後はコーチとかを経て、挙句は監督にまで上り詰められました。私、こんな浪花節、好きなんです。
 
今の、野球少年にこれを聞かせれば、どんな顔をするでしょうね。
 
「あのォ、、ストリップ小屋って何ですか?」
 
土橋さん、2013年没、享年77歳。
 

今日は、寂しい日でした

2023-02-19 04:58:07 | 日記

今日は、なんだかとても寂しいでした。

テムズ川沿いを散歩しましたが、ある一つのことばかりが頭をよぎり、楽しくもありませんでした。

それと言いますのも、昨日、近所の通りを歩いていると、写真入りの張り紙があり、それが、私の知っている人だったからです。

それによりますと、その方、この14日から、行方が分からないとの事。

Wさんとおっしゃるご近所の英国人で、まだ、40代後半ではないでしょうか、奥さんと小さい2人のお子さんがおられます。

見る限り、元気はつらつという感じのお方で、愛想もいいし、そんな「行方不明」になるような方のようには見えませんでした。家の中のことは、全て自分で改装され、庭の手入れもよく行き届いていますし。

しかし人間ってわからないものですね、。

私、英国人の友人があり、偶然にも、その方が、この行方不明者のお母様をご存知でした。

要するに、その私の友人は、Wさんのご家族全員を知っておられたのですね。

早速、友人、Wさんの他のご家族のお一人に問い合わせてくださいました。ただし、お母様ではありません。

英国中部にお住いのお姉さまです。

そのお姉様によりますと、Wさん、ここ一年ばかり、大変落ち込んでおられ、おそらく、もうこの世にはおられないのでは、ということでした。

Wさん、「皮膚癌」を持っておられ、その進行したもの、それが要因なのだそうです。末期症状の皮膚癌。

この14日に、Wさん、行方不明になられる直前に、いろんなところに、「遺書」を送られていたそうなんです。

それから4日後の今日までに、まだ彼の遺体がどこかで見つかったわけではありませんし、100%そうだとは言い切れませんが、まあその可能性は非常に高いでしょうね。

あ〜あ、。

ただ、私がWさんの立場にあれば、まず、自殺なんていうことはしませんね。トコトン生きようと思います。

死んでいく自分はいいかもしれませんが、残される家族のためにです。特に小さな2人の子供のために、。

Wさんの家、経済的な問題ないとは思いますが、これから、奥様は、小さな子供2人を抱えて、前途多難です。

因みに、上述、彼のお母様も自死されました。数年前、入水自殺。


開かれた男

2023-01-29 04:05:14 | 日記

私は、基本的に人を信用する人間である。

そんな手合いは、もちろん、昨今、インターネット詐欺師恰好の餌食。

この詐欺師たち、頭は非常に良く切れる。ただ、顔は絶対に見せない。そして、何より性格が悪い。多くの善良な市民の金を、うまく言って掠め取る。

そんなことで「生計」を立てていて、気持ちがいいのであろうか。税金を一銭も払わない人生、。

もし、彼らに子供がいるとしたら、子供の顔をまともに見られないのではないか。まあ、これらの詐欺師たち、その様な正常感覚は持ち合わせないということか、。

1960年代の英国で、列車大強盗事件と言う有名な事件があったのを思い出す。ロンドンからグラスゴーに向かう途中の現金輸送列車が10数人のギャングに襲われ、莫大な金額の古札が盗まれた事件である。

今時の詐欺師は、その現代版と言うわけであるが、うんとスマート。

ただ、こんな物騒な世の中になってしまったのは噴飯物、なんとも嘆かわしい。何しろ、人をおいそれとは信用できないときている。

知らない人でも、簡単に家の中に入れてしまう様なお人好しの私であるが、77年11ヶ月の今まで、そのために被害を被ったことはない(例外的に、一度だけ、ちょっとした金額を掠めとられたことがあったが、すぐに全額戻ってきた)。

それどころか、その「人を信用する」と言う性質に生まれついたことを嬉しくさえ思う。「人の懐に飛び込む」と言うのか。

この性格のために失ったものより、得たもののの方がはるかに大きい。変える気は毛頭はない。

これからも、あくまで、「開けた」人間で行く。まあ、私のこの歳では、変りようもないけれど、。

私のこういう性格のおかげで、随分、良い友達にも恵まれた。日本でも英国でも。

もし、私が、もっと注意深く、また「閉ざされた」人間であったとすれば、今の様なゆったりとした生活は望むべくもないのではなかろうか。いい友人も多いし、。

昔、日本にいた頃、電車で、たまたま私の横に座られた人と親交を結んだことを思い出す。謡の先生。

今では、まあ、さすがにそれはない。

インターネットが盛んになってせいぜい20年。世の中、非常に便利になったが、その反面、極めて物騒にもなってしまった。ああ、ヤダヤダ、。

今度、詐欺師から電話がかかってきたら、「一度どこかでお茶でも?」と誘ってみましょうか。

恥ずかし屋で、人前に出るのを極度に嫌われる人たちだから、電話を切ってしまわれるだろうなあ、きっと、。