
少し本を整理しようと思いました。
始めてしばらくして本棚の奥から出てきたのが「日本の文化人」。
今は亡き?「噂の真相」社、1998年の発行でした。
会社を辞めたばかりの頃で図書館通いが日課の日々。
今にして思えば活字漬けの暮らしでした。
雑誌も左系のものから、文芸春秋、諸君、正論などの右誌?まで。
わたしの立ち位置はセンターですから、左にも右にも目が行きます。
理知と感情のバランスを考えて・・・・などというわけではありません。
体質的に、何かの主義主張に凝り固まる、というのがイヤなだけ。
「日本の文化人」に戻って、中をめくったら辞めた都知事の名前が・・・・。
生き方、人間として問題がある、会うとふてぶてしい奴、などと書かれていました。
「ミカドの肖像」でノンフィクションの賞をとった頃でしょうか。
お~、昔から、そう思われていた人なんだ、と変なところで感心。
しばらく読んだ後に、ネットで文化人たちの動向?をフォロー。
日本をダメにした文化人たちが、まだ、いろいろと影響力を持っているようで・・・・。
たとえば、派遣法が企業に都合のよいように改正されました。
現政権の財界寄り政策は周知の事実ですが、ブレーンの一人に経済学者がいます。
郵政改革政権の時に、経済担当相だったかをやったTという人。
何と、その人、人材派遣大手の企業グループの代表権のある会長です。
なぜ、マスコミはそういうことを報じないのでしょうね。
あらためて、ネットのジャーナリズム性?にわずかな期待を持ちました。
ところで、昨日は天皇誕生日でした。
別に皇室ファンではないのですが、現天皇の言動には心動かされるものがあります。
いま、国民のために、日本の状況を心から憂えている・・・・。
そういう人がいるとしたら、誰よりもこの方ではないかという気がします。
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