
近頃は、将棋や碁を大学の授業に取り入れることが多くなっているそうです。
合理的な思考力を養うのにいいという理由からです。
わたしは将棋も碁もできません、だから合理的な思考ができないのか・・・・。
たまたまネットで羽生3冠王のインタビュー記事を読みました。
親の期待が無かったことがよかった・・・・と彼は言っています。
そうか、わたしは親に期待されたからなあ、だからダメだったのか・・・・。
教えてくれたトモダチがいて、将棋ができる場があったことも大きかった。
そうか、家庭環境だけじゃないのですね。
わたしにはそういうトモダチもいなかったし、道場もなかった・・・・。
それよりなにより、とにかく将棋を指すことが面白かったそうです。
とくに、わからない、というところが面白かったといいます。
わからなければふつうはイヤになる・・・・このあたりが凡人と違うところでしょう。
でも、わからないから考える・・・・そして、わかった、できた!
たいていのことはこうしたプロセスをたどるわけです。
だったら、そのプロセスをまるごと面白がる、楽しむということはホントに大事かも。
結果や知識より、経験して試行錯誤していくプロセスが大事。
これはどんな仕事でも同じでしょう・・・・失敗が人を作る!
わたしも面白がって仕事をし、数々の失敗を積み重ねてきました。
でも、いまだに人が作られていないのはなぜ?
“蓄積された情報は日々色あせて行く”という言葉も印象的でした。
覚える、記憶するだけの教育ではダメだということでもあります。
文科省も大学教育もやっとそれがわかってきた・・・・たいへん喜ばしいと思います。
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