夜中に目が覚めると、開け放した窓の外から早くも秋の虫の音。
と思ったら、セミの鳴き声でした。
近頃は夜鳴きするセミが増えてきたのでしょうか。
気になって、起きてから調べてみたら、近年になって生じた現象とありました。
理由は2つあって、夜の気温と明るさ。
セミがよく鳴く気温は24度から26度、つまりそれだけ熱帯夜が増えた。
もう一つは夜の明るさ。
とくに都会では街灯などが増えて明るくなったので、セミが昼と勘違いして鳴く。
すぐ近くにできたコンビニ、夜中でもLED照明が煌々としているもんなあ。
暑くて明るくて眠れやしない。しかたないから夜通し鳴いていよう。
そんなセミ君たち、昼間は鳴き疲れて眠っているのでしょうか。
ただでさえ短いイノチが、ますます短くなるとしたら気の毒このうえない。
さて、今日からお盆です。
帰省の習慣はとっくの昔になくなりましたが、昨日から渋滞が始まっているようです。
おどま盆ぎり盆ぎり盆からさきゃあおらんど・・・・・。
なぜだか五木の子守唄が口をついて出て、おどま、って何だ?
これまた気になって調べてみたら、わたしたち、という意味の方言。
わたしたち(の奉公は)お盆まで、お盆が過ぎたらいなくなる・・・・・。
盆がはよくりゃはよもどる・・・・・お盆が早く来たら早く(家に)帰れるのだけどなあ。
色々な歌詞があるようです。
正調の歌詞はこんなふう。
おどまいやいや泣く子の守りにゃ 泣くといわれて憎まれる 泣くといわれて憎まれる
調べるうちに唄も聴きたくなってYouTube。
いろいろ聴いてみたなかでのお好み二つ。
https://www.youtube.com/watch?v=oMI56_JzN3o
https://www.youtube.com/watch?v=Wnj-tz8i8n8
そういえば、セミがでてくる歌詞もあります。
おどんがうっちんだちゅうてだいが泣いてくりゅか 裏の松山セミが鳴く
セミじゃござんせん妹でござる 妹泣くなよ気にかかる