ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

恋の蛍、恋の山路、恋の初風・・・・

2013-06-20 | 日記


老いらくの恋、の話ではありません。
信州辰野の蛍の写真が新聞に載っていて、恋の蛍、という言葉を思い出しました。
恋い焦がれる想い、身を焦がす想い・・・・恋のほたるは燃えはてぬべし。

辰野の蛍、それはまあ見事で・・・・と、むかし、義母も言っていました。
その義母が亡くなった時に見た蛍も忘れられません。
義弟と呑みに出かけての帰りの夜道、小川のほとりの草叢の上に無数の蛍が乱舞していました。

二人で期せずして、うわっ、と声をあげ、しばしのあいだ、見とれていました、呆然と。
あれだけの数の蛍を見たのは、あとにも先にもその時だけ。
もう30年も昔のことですから、いまはそんな光景も見れなくなっているでしょう。

旧い、恋の蛍の歌ひとつ。
「あまひこよ雲のまがきにことづてん恋のほたるは燃えはてぬべし」

恋といえば、異性を想い慕う心。(時には同性のことも?)
と思いきや、古代は人だけでなく、季節や風土や植物などにも使ったようです。
愛で慈しむものであれば、川面の霧でも牡鹿の声でも秋萩でも・・・・。

たしかに、対象が何であれ、共通の心情があるように思います。
だから、人だけを対象にした今の恋の使い方はちょっと残念。
自然に恋する・・・・なんて環境問題にも通じるのではないでしょうか。

恋の染衣(そめぎぬ)、恋のかけはし、恋の山路・・・・。
恋の初風は、人を恋いそめる頃の初恋の心、まだあげ初めし前髪の・・・・の世界。
いやあ、半世紀昔に還りたくなりますね~。

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見栄が勝つのか、実利が勝つのか・・・・

2013-06-19 | 日記


3日ほど前の夕方、カラスの声がうるさいので、窓から外を見ました。
すると、ご覧のように送電線にカラスがびっしり・・・・。
写っていないものを含めると、かれこれ百羽はいたでしょうか。

「それじゃ、さばを読み過ぎよ」と隣で一緒に見ていたカミさん。
それにしてもすごい数だね、何かの抗議行動かね? アベノリス君、反対!
「週刊誌の広告の見出しに、アホノリクスって書いてあったわ、もうアホ扱い。
ところで、どうしてさばを読むって言うの?」

そりゃ、あんたの得意技でしょうが・・・・わたしに訊かないで。
「そんなこと言わないで、知ってるんでしょ?」
実をいうと知らない。どうしてなんだろうね。サバは魚の鯖なんだと思うけど。

で、調べてみました。
鯖は数多く獲れるが腐りやすい。そこで数を目分量でざっと数えた。
そこから数を適当に数えることを、さばを読む、と言ったらしいですね。

異説もあって、福井の鯖街道を運ぶ日数を少な目に言ったことから、さばを読む。
魚の鯖ではなく、禅宗の寺院の作法である生飯(さば)から来ているという説。
色々あるようですが、ものを数えるとき実際よりごまかす、という意味は同じ。

この前、むくさのそのに行った時のことです。
入園料が一般300円、シニア(65歳以上)150円と2段に並べて書いてありました。
受付けの女性が、下の段を指して「こちらですよね?」。
わたしが上の段を指して、こっちに見えます? 「見えませんわね、ふふふ・・・・」

そういう時、その年頃の女性ならどうするんでしょうか。
見栄が勝つのか、実利が勝つのか・・・・それが問題です。気になったので訊いてみました。
どうしても、さばを読んでるな、と見えたらどうするんです?
「自己申告のとおりに払ってもらいます」
どう見ても、百そこそこでも?
「・・・・・・・・・・・・ええ」と言ったものの自信なさげでした。

調べていて副産物がありました。
「おいらに蟹文字がよめねへと思って偽を読んじゃアいけねへぜ」
偽と書いてサバと読ませたようです。蟹文字というのは、よこもじのこと。

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水元公園は遠く、でも楽しい半日でした・・・・

2013-06-18 | 日記
 

水のある風景の中に身を置くとなぜかほっとします。
生命は水の中から誕生・・・・なんて太古の記憶がどこかにしまわれているからでしょうか。
昨日は、水元公園で写真撮影とバーベキューを楽しんで来ました。

道に迷わぬようにと事前にタブレットで道順調べ。
中川大橋を渡って東詰の交差点を左に曲がって斜めの道をまっすぐに・・・・。
理科大を左に見ながらしばらく進むと、ようやく住所表示が南水元に変わって、やれやれ。
自宅を出てから40分、さすがに乗りごたえのある距離でした。

葛飾に移り住んで間もないころ一度来たことがあります。
その時はタクシーだったせいか、遠いという実感がありませんでした。
水元? 遠いよね~、という皆さんの会話が、今回はよくわかりました。

まだ菖蒲まつりの期間中、でも、平日とあって人出は少なめ。
まずは自由に写真撮影、園内を自転車で回りながら菖蒲などを撮りました。
その菖蒲、残念ながら盛りは過ぎ、萎れ花、枯れ花が目立ちます。

撮りたいと思っていたのが睡蓮。
紅い色の睡蓮が一つだけ開いて、あとはみんな白色の花でした。
茶色になった葉の裏が目立って、なかなかうまく撮れませんでした。

 

写真を撮り飽いた頃、バーベキュー会場へ。
平日で予約が少ないので、バーベキューはどこの場所を選んでもいいとのこと。
炭や食材を受け取り、焼き台?、テーブル、椅子も自分たちで運んでセッティング。

 

野外で飲食しながらわいわい話をするのも楽しいですね。
日頃よく顔を合わせていても、たいていは仕事?の話が中心。
それとはまったく別の話に花を咲かせていると、時間の経つのを忘れます。

ふと公園の時計を見たら1時半。
2時半の約束で来客があるので、わたしは一足お先に失礼しました。
ひさしぶりに広い場所で命の洗濯、でも、今朝は少し老尻骨が軋んでいます・・・・。

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どうしよう、まいった、困った、弱ったな・・・・

2013-06-17 | 日記


今度の土曜日に前橋まで地域SNSの話をしにいきます。
その資料作りを始めたのですが、意外と手がかかりそう・・・・。

講座の大きなテーマは「ICTを活用した地域づくり」です。
1日目は一昨日の土曜日、某大学の先生の講義がありました。
主催の群馬県生涯学習センターの担当の方から、その資料がメールで送られてきました。

見るとパワーポイントのスライドが60枚ほど。
しかも、大学の先生らしく、かなり内容の濃いことがビッシリ書いてあります。
え~っ、こんなにレベルが高いの? 引き受けるんじゃなかった・・・・。

2日目の事例研究の一つに、地域SNSをとりあげます。
そこで一つはかちねっとの話をして、パネルディスカッションを行う。
いまさら断ることもできないし、まいった、困った、弱った・・・・の百連発?

かちねっとが2007年にオープンした頃は、話を訊きたいという話がけっこうありました。
ちょうど地域SNSがブームになろうとしていた頃です。
でも、今はそのブームも下火になり、閉鎖するサイトも多いと聞きます。

かちねっとも地域づくりのツールとして大上段に構えて始めたわけではありません。
市民活動や地域活動をする人たちのウェブ上の交流の場があったらよい。
そんな軽い気持ちで区とNPOの協働事業として提案したものです。

結果として、ほんの少しは地域づくりにつながってはいるかもしれません。
でも、もともとそんなフォローはしていないし、具体的なデータもない。
というわけで、困ったな、困ったぞ、と頭をかきむしる破目になってしまいました。

いまさらジタバタしてもね。
向こうは大学の先生ですから、理論が無いとメシの食い上げになります。
こちらはそうじゃなくて実践してナンボ、論より証拠だぞ!

と開き直って資料作りを始め、ようやく半ばくらいかな?
あ~あ、しんど・・・・今日は水元公園、いい気分転換になりそうです。

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むくさのその、緑を楽しむ・・・・

2013-06-16 | 日記


蒸し暑い日が続いています。
こんな週末は都会を逃れ、北海道の別荘でリフレッシュ。
といきたいところですが、あいにくとその別荘が無い・・・・。

昨日恒例の巣鴨の医者詣で、誰もいなくてすぐに診察。
このところ患者がけっこう増えていたのですが、どうしたことか・・・・。
でも、診察室を出たら患者が6人ほど、どうやらつぶれる心配はなさそう。

早く終わったので、帰り道「むくさのその」に寄ってきました。
巣鴨から歩いてもたいしてかからないようですが、定石?どおり駒込駅から。
駅のすぐ近くの染井門は閉鎖中、本郷通りを6,7分ほど歩きます。

右折したところが六義園(りくぎえん)の入り口。
10年ほど昔に、一度、来たことがあります。
都心にあるとは思えない庭園で、深山幽谷の趣がある、というのがその折の印象。

元禄の頃、柳沢吉保が造った庭園で、「むくさのその」と呼んでいたそうです。
六義の説明も書いてありましたが、忘れました。
中央に大きな池があり、それを取り囲む形で築山などが配置されています。

1時間ほどかけて一回りしてきました。
花はつつじの咲き残りと紫陽花・・・・あじさい山という一角もありました。
でも、あじさいを撮るのもちょっと食傷気味です。

そこで緑に目をとめながら、何枚か写真を撮ってきました。
広角レンズを忘れていったので、広さが実感できないかもしれません。

ところどころに深山幽谷の雰囲気が漂っています。
思いがけないところで森林浴、緑の冷気と霊気?を味わえました。

  

  

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