ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

もっと考えてもらうことが必要なのかも・・・・

2013-06-15 | 日記


歩道の植込みの緑の中に、ちらと赤いものが目に入りました。
自転車を止めてよく見たら、なんとコスモスの花が咲いていました。
咲いてからかなり時間がたっているのか、萎れかけてもいるようです。

狂い咲きなのでしょうか。
花びらの色もところどころ剥げているように見えました。
何だかお婆さんの厚化粧が剥げ落ちたよう・・・・きれいではないな、と思いつつ記念に写真を。

さて、このところパソコンの指導方法についてあれこれ考えています。
わたしたちの教室もパソコンを教え始めてかれこれ10年。
それなりに改善してきたつもりですが、いささかマンネリ化してきたのではないか。

指導者のためのガイドにはヘルプとサポートの違いが書いてあります。
生徒さんが一人でできるようにするのがサポートで、わたしたちがするのはそちらです。
ところがわたしも含め、まだまだヘルプに近い授業をやっているのではないか。

生徒さんが知らない知識を伝える。
それに偏り過ぎてしまうと、生徒さんの自主性が育ちません。
もともと生徒さんの自主性を育て、独学でも学べるようにするというのが、一番の目標のはずです。

教えてもらわないと自分では何もわからない。
そういう生徒さんが多いほど、パソコン教室の経営から見れば有難い話です。
だから民間の教室では、わからないように教えている・・・・とまでは言いませんが。

もっともこれはパソコンだけでなくすべての教育に当てはまることかもしれません。
とくに日本では、知識偏重といわれるように、自ら考える教育に重きが置かれていません。
近頃は、それじゃダメ、と遅まきながら気がついてきているようですが。

基礎的なことを知ったら、あとは自分一人で学べるようにするには?
たぶん、そうした視点での指導方法が不足しているのでしょう。
機能の一つ一つを教え、学んでいくやりかただけでは、たぶん工夫が足りない。

だったら、どうすればいいの?
生徒さんにも考えてもらうにはどうすればいいの?
これからは、わたしたちもそこを考えていかなければいけないのでしょう。

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デジタル化は細切れ化?

2013-06-14 | 日記


昨日は新柴又教室でタブレットの検討会でした。
自薦のアプリを少なくとも一つ紹介する、というのが今回のお題?です。
数多いアプリの中から教室で取り上げるものを決めていこうという算段。

無料アプリという条件です。
なるほどね、といったアプリが幾つも紹介されました。
類似機能のアプリも数多く出回っているので、その中のどれがいいかという評価も必要です。
そのあたりをネットのコミュで情報交換して行こう、ということになりました。

タブレット端末のアプリはたしかに数が多い。
といってもパソコンのフリーソフトの数からみたら、まだ雲泥の差なのでしょう。
タブレット端末ではそれらのレベルのもの一般アプリに昇格?した感もあります。

玉石混交、ミソもクソも一緒くたという気がします。
アプリ開発が容易になったこととも関係しているのでしょう。
使う側の選択眼?がますます必要になってくるのかもしれません。

さて、話はタブレットから離れます。
世の中のすべてのものが細切れになっているのではないか?
だいぶ以前からそんなふうに感じています。

それはどうやらデジタル化の傾向と関係がありそうです。
デジタルの原理は、簡単に言ってしまうと細切れ化なんですね。
細切れ化すると、一つ一つが簡単な仕組みになります。
それが電子回路なら、簡単な論理設計で回路ができあがるということです。

たとえば、全体が100でできたものを100に細切れにする。
それじゃ、細切れされた100を集めたら元の100になるのか?
ならないだろう、というのがわたしの考えなのですね。
細切れにする時に、必ず何かが失われるから・・・・。

木を見て森を見ず・・・・自分の中でもそんな傾向が進んでるような気もしています。

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どんなサイトを見たか、人に知られたくない・・・・

2013-06-13 | 日記


雨が降っていましたが、とりあえず自転車で出かけました。
まずは事務所へ行って、それから市民活動支援センターへ。
機関誌を印刷するのですが、重い用紙を運ぶのにも自転車のほうが便利です。

今回の機関誌編集は、もう一人の編集委員にまかせっきり。
わたしは記事を一つ書いただけ、たいへんラクできました。
編集後の手直しもなく、さすが業界紙編集のキャリアが活きています。

今月から1000部印刷するごとに再製版する必要があるとのこと。
こちらの機関誌は900部印刷、今のところは製版代が増えることはありません。
センターに700部渡して、登録団体や個人へ他のチラシと一緒に郵送してもらいます。

自前でこれだけ送ったら費用もたいへんですので、センター様々です。
印刷機も1製版100円で使えますし、折り機も無料で使えます。
NPО法人といえばお金がないのが代名詞みたいなもの。
貧乏組織を助ける組織として、ますます貴重で有難い存在になることを期待しています。

午後から新柴又教室へ。
雨が上がっていましたが、またいつ降り出して来るか心配です。
自転車は事務所に置いて、電車で出かけました。

受講者3名のセキュリティ対策のコース。
このところ大手サイトから個人のIDやパスワードが大量に漏えい。
そんなニュースもあるだけに、みなさん、セキュリティへの関心は高いようです。

セキュリティクイズに始まり、「だまさレベル」チェックで終るコース立て。
みなさん、どちらもかなり良い成績でしたので、これなら心配はなさそう。
でも、ふだん使っているパスワードの強度チェックでは、みなさん「弱い」と出てガックリ。 

強度を高めると覚えにくくなって、そのあたりが悩みのタネ。
強いパスワードの作り方、作ったパスワードの管理の仕方などが特に参考になったようです。
コントロールパネルでのセキュリティ状態のチェックなども、初めての体験。
暗号化証明書の話は、ネットバンキングなどやっている人でも知らなかった知識のようでした。

意外だったのは、皆さん、ネットの閲覧履歴を残したくない気持ちでいること。
たとえば、病気や薬を調べたりしたことは人に知られたくない、など。
なるほど、男がいかがわしいサイトを見た履歴を消したがるだけではないんだ・・・・。
というわけで、履歴削除や履歴を残さない閲覧方法も番外で。

結局、昼からは雨は降らなかったようです。
帰りはまたまたオーナーに事務所まで送ってもらいました。
家の近く、アガパンサスの花が開き始めています。

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コンピュータには意味がない・・・・

2013-06-12 | 日記


昨日から梅雨らしくなって、今朝も雨が降っています。
まだ、わが心にも雨が降る・・・・という心境でもありませんが。
ただ、出かけるので足をどうしようか、と思案しているところです。

ところで、雨がまったく降らない地域があったとします。
生まれてこのかた雨というものを見たことも聞いたことがない。
そういう人に、雨とはどういうものかを説明できるでしょうか。

子どもの頃、学校の先生はよく言っていました。
わからない言葉があったら、辞書をひいて意味を調べるように・・・・。
そこで、辞書で雨をひいて、書かれていることをその人に説明したとします。

たぶん、わからないでしょうね。
辞書に載っているのは、雨という言葉の説明だからです。
ある言葉をほかの言葉を使って言い換えただけのものだからです。

言葉そのものには意味がありません。
その言葉が使われる状況や出来事など、外側の世界を含めた全体が意味を持ちます。
雨、と言われて、誰も辞書に載っている説明なんかを思い浮かべないでしょう。

これで稲の育ちも一安心、今日は傘が売れるかも、自転車に乗れるかな・・・・
といったあれこれをふくめて、雨という言葉が意味を持つのだと思います。

雨を知らない人には、雨の降る場所に来てもらう。
そして、見てもらう、濡れてもらう、冷たく感じてもらう・・・・。
そうか、これが雨というものなんだ、という時に初めて雨が意味を持ちます。

コンピュータは将棋名人に勝ち、クイズで人間を負かすようになりました。
でも、人間のように意味がわかっているわけではありません。
たぶん、この先も意味がわかるコンピュータは生まれないと思います。

もし、そうなったら?
その時は間違いなく人間が無意味な存在になるでしょう。

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懐かしいトタン張りの家がありました・・・・

2013-06-11 | 日記


先日、自転車散歩の折に、総トタン造り?の家を見かけました。
総とはいっても、屋根だけはカワラ屋根のようでした。
いつ頃作られた家なのでしょうか、赤錆びたトタンに風雪が感じられます。

昔はこうしたトタン張りをよく見かけました。
近頃はめっきり減って、この家の周りも新しい建て売りの住宅が目立ちました。
それだけに余計にこの家が目についたのかもしれません。

トタンから連想するのは「熱いトタン屋根の猫」。
昔、映画を見たような気がするのですが、覚えているのは題名だけ。
どんな内容だか、誰が出ていたのか、すっかり忘れています。

ところでトタンって何語なんでしょう?
あとで調べたら、ポルトガル語の Tutanaga(亜鉛)からきているようです。

子どもの頃、親父が家の庭に作った物置がトタン張りでした。
昭和30年代になったかならぬかの頃でした。
波状の板がぴかぴかだったことを覚えています。
その頃の建築資材として木材などより安く手に入ったのでしょうか。



もう一軒、トタン張りの家がありました。
ただ2階部分は板張りで、雨戸入れだけがトタン張り。

街角でこんなふうな家に出会うと郷愁を誘われます。
その一角だけには別の時間が流れているような気もします。
昔のあれこれが思い出されるからかもしれません。

そんな風景に出合うのも年寄りの自転車散歩の楽しみの一つです。

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