1996年に西武鉄道から譲渡された元801系こと150形(153+154)が9月23日で引退します。
デビュー当時はサーモンピンク一色でしたが、1997年に沿線にある「群馬サファリパーク」の広告車両として
走り始め、その後の上信電鉄の広告車両の先駆けとなった編成でした。しまうまのように見えますが、実はホワイト
タイガーをイメージしています。
引退が決まり、最後の3日間は上信電鉄のホームページに運用時刻も掲載されました。関東ではこの型の元西武車両で
現存するのはこの編成のみで、上信電鉄でも150形はこの1編成のみとなっています。9月中旬からは2代目になる
ホワイトタイガーカラーの700形(第3編成)が運用を開始し、23日までは新旧ホワイトタイガーの並びを沿線で
みることができるかもしれません。
現在、先頭にはそれぞれ違う絵柄の引退記念ヘッドマークを取り付けて運行されています。