limited express NANKI-1号の独り言

折々の話題や国内外の出来事・自身の過去について、語り綴ります。
たまに、写真も掲載中。本日、天気晴朗ナレドモ波高シ

life 人生雑記帳 - 82

2020年01月02日 14時42分54秒 | 日記
田納さんが国分に出発する前日、O工場から河西事業部長が上京して来た。下からと言うか現場からの“要望”を叶えてもらうのが目的だった。「吉田と進藤の2名を“連れ戻せ”か。こないな無理難題をゆうても、無理なもんは無理や!後、1ヶ月待たせろ!モノには“順番”言うもんがある!今回の“交渉”のテーブルには、乗せられへん。次回まで“我慢”させい!」田納さんは、一蹴して退けた。「しかし、現場も限界に近づいてます!この2名の力無くしては、乗り切りません!」河西さんも必死に食い下がるが「“無いものねだり”を言うな!下手な“前例”は作りたく無い!来月のテープルには、乗せられるやろうから、“肉を切らせて骨を切るで凌げ“ゆうとけ!今月末で補充人員も入るやろ?後、1ヶ月待て!」田納さんは譲らなかった。と言うか“譲れなかった”のだ。本部長の算段では、安田・岩留の両責任者から“譲歩”を引き出すためには、任期を超えても“残留”させて“恩を売る”しか道が無かったからと、両名共に“製造の中核”を担っていたからだった。今回は、“予告”に留めて、後任を決めさせる時間を与える必要があり、国分工場の体制が整った段階で、引き上げさせるつもりだったのだ。河西さんの話は、最初から呑めるモノでは無かったのだ。「河西、お前の苦労も分からん訳や無い。だがな、今回ばかりは“相手が悪すぎる”んや!順を踏んでかからねば、永久に“島流し”を経ていずれ“転籍”になるやろ!そうなれば、痛手は倍、いや、10倍になって跳ね返る!そないな事にせえへんためには、時間をかけて料理せなダメや!安田に岩留。コイツらを向こうに回して、互角に戦うには、手順を間違えたらあかん!現場には酷かも知らんが、こっちにも“都合”がある。無理矢理に押し込んで“帰してくれ!”ゆうても、臍を曲げられたら終わりやがな!そうなったら、残りの150名も“帰る保証と道”を失ってしまう!それは、最悪の結末や。“手練れ”が欲しいのは、どこも一緒やないか。今回、2名を強引に引き上げさせて、残りの148名を諦めるんか?そないな事でけへんやろ?」こうまで言われると、河西さんも引くしか無い。「現場には、私から“支え切れ”と申し伝えます。今月末で帰還する者達を出来る限り投入して、持ち堪えさせます!」と言うしか無かった。「それで、何とか凌げ!1ヶ月の我慢か?1年以上の我慢か?選ぶのは現場の連中や!ここで、コケたら一生戻らへんで!そこをよくよく考えさせや!」河西さんは、早々に尻尾を巻いて退散した。

O工場と用賀のゴタゴタを他所に、国分サーディプ事業部は、好調なスタートを切ったと言えよう。製品の流れは順調に推移し、出荷は“先行”を続け進捗率は既に45%に達していた。次週には“折り返し点”に達して、製品に寄っては次月分に食い込む勢いを見せていた。川内からの磁器の納入も順調、整列工程では“新型整列機”の設置と改良が進み、塗布工程へ次々と地板を送り込んでいた。橋本・今村両名が率いる塗布工程では、出荷からの“情報”を元にフル回転で作業が進められ、絶え間無く焼成炉へロット毎に送り込まれていた。橋口さんも順調に腕を上げ続け、返し工程の回しも余裕を持って行っていた。検査室では、神崎先輩の指揮の元、確実で素早い検査が行われており、何も心配する事は無かった。僕は、返し作業室と検査室のデスクを往復しつつ、進捗状況の管理と雑務に追われていた。最も大変だったのは、前との“調整作業”だった。日々刻々と変化する出荷指示と製品の流れを把握して、優先順位を切り替えたり“情報”の差し替えに四苦八苦していた。当月の磁器納入の内GEなどの特殊品は、必然的に“飛び込み”にならざるを得ず、入荷と同時に動かないと出荷に間に合わないのだ。下山田さんから“ホットライン”で連絡が入ると、すぐさま“逆算”をして返しに入る時間を割り出し、検査室に待機を依頼する。手が足りない場合は、僕自身が返し作業を行って間に合わせる。いつしか“息抜き”と呼ぶ様になったGEの流れは、腕を鈍らせないための必須作業となった。「Yがやらなくてもいいんじゃないの?」と検査室の面々は言ったが、「たまには、作業しないと腕が錆びるだろう?」と口答えをしては、嬉々として返し作業を行った。だが、雑務は容赦無く“降って来た”のだ。徳永さんが、これまで行って来た仕事が、丸々僕の手元に“移管”され、採算管理以外は全てを負う立場になったのだ。工程管理に加えて、これらの雑務に割く時間は意外にも長く、デスクに縛り付けられる時間は増える一方だった。しかし、“新体制”は動き出したばかりであり、常に目を通していないと“問題”に発展してしまう。すべからく叩いて膿を出し切らねば、致命傷になりかねない。“現場”から遠ざかるのがもどかしかったが、これも自身が“選んだ道”である。“後戻り”など考えもしなかった。“目の前の敵を叩く”“ひたすらに前へ進む”これが毎日の目標であり“武田の騎馬軍団”の存在意義そのものだった。返し工程の25名から始まった“騎馬軍団”も70名近くに膨れ上がり、小ピン部門を牽引する主力部隊となっていた。金曜日の午後になると、“重臣達”が検査室に集った。今週を“総括”して、次週に備えるためである。皆の表情は明るい。和やかに打ち合わせは始まった。「月初としては、上々のスタートを切れたのは大きい。全体としても“先行”出来ているのが、余裕を生んでいる。だが、何が起こるか?は分からない事だらけだ。来週も引き続き引き締めて行こう」と呼びかけると「そろそろ、計上出来ない在庫が出始める。保管場所をどうする?」と徳さんが言い出す。「次月分って事かい?」「ああ、モノに寄っては文字通りの“先行”さ。10月にドカンと来るヤツだよ!」「Yのデスクの後ろは空いてるでしょう?狭いけど、順を追って積み上げたら?」と恭子が言う。「ブツ量的に言うと、到底足りねぇんだよ!月末になる程に加速度的に増える寸法だぜ!Y、前倒しで倉庫へ押し込めねぇか?」田尾が言い出す。「うーん、2階に相談しなきゃならないが、どの程度の“上乗せ”を予想してるかな?それは、月曜日に処理方法を考えよう。他に問題は?」「来週、“おばちゃん達”が休む日が飛び飛びである。多い日は3人が欠けるんだが、応援はもらえるのかな?」橋口さんが懸念を示した。「それは、予測済ですよ。僕が午前中に入ります。進捗上では、多少の溜まりが生じても問題は出ない方向です。人手がある日にギアを上げれば、更にリスクは下がるでしょう。業務を調整して応援体制を取るつもりですよ。橋口さんの裁量で動いてもらっても構いません」「それは、まだ早い!やっと2週目を終えたばかりだよ。私の裁量では“おばちゃん達”は動かせないよ。月内は共に見てくれないか?」橋口さんは慎重論を口にした。「でもね、Yも手一杯の中、走り回ってくれてるのよ!それを忘れないで!中旬以降は、橋口さんの管理に委ねるべきじゃない?」神崎先輩が“やって見ろ!”と言わんばかりに、発破をかけた。「Yは、予備知識も応援も無いままに2週間で全権委任されてるわ!“Yだからこそ”の部分は差し引いても、そろそろ1人立ちする時期じゃないかな?」多少穏やかに、ちーちゃんが言う。要は“お前男だろう?”と圧力をかけているのだ。「まあ、もう1週だけ様子を見ましょう。月末になれば、自ずと関与する時間は取りにくくなる。質問や疑問点は、書き出して下さい。簡易マニュアルは作れますから」と言って僕が引き取った。「月曜日のこの時間に、再度ミーティグを開きます。各自忘れないで下さい。では、解散とします」三々五々に散っていく中「Y、これを」と恭子とちーちゃんがメモを差し出す。いつものお誘いだ。「了解。日曜は抜け番かな?」と言うと「デスクを見て!」と恭子が言う。ピンクのメモ用紙が折りたたまれて置かれている。筆跡は、実里ちゃんだった。「やれやれ、“職務は続く”か!」今週末も忙しい日々になりそうだ。帰り支度をしていると、「“信玄”、ちとツラを貸せ!」と“安さん”に呼び止められる。検査室の裏に出ると「田納さんが攻めて来るぞ!今回は挨拶程度だろうが、ズバリ向こうの狙いは誰だ?」と問われた。「ウチの吉田さんとレイヤーの進藤でしょう。2人に共通するものは、“ダイキャスト加工のプロ”だと言う事ですから」と答えると「ふふん、“本丸”はそっちか。本格的に来るのは来月だろうな。しかし、タダで帰る御仁では無いだろうから、今井と花岡の首で我慢してもらうとするか!2人共“任期満了を持って帰りたい”らしいからな!だか、最終確認はまだ取れておらん!いずれにしても、俺は“タダで帰すつもり”は更々無い!」と言う。「個人の判断に口は出せませんから、引き留めはしませんが、今更“カビの生えた組織”に戻るとは。不完全燃焼ではやむなしですか?」「ああ、ここは“実力の世界”だ。力を発揮出来ない者は、残る意味が無い!Y、貴様は“転籍”へ持ち込むぞ!いいな?」「望むぬところですよ!」「よく言ったな、小僧が!覚えて置くぞ!ははははは!」“安さん”は笑って去って行ったが、これが新たな“戦闘”の序曲になったのだった。

「ねえ、あなた“敵機来襲”なのに、よく落ち着いてられるわね」“誰にも見咎められない部屋”のソファーで、恭子が膝に座り込んで聞く。タイトスカートとノースリーブは、早々に床に落ちており、ブラとパンティだけのあられも無い姿で唇を貪って来る。「今回は、“顔合わせ”程度だろうから、心配は無いさ。それに、“該当者名簿”をチラっと見たが名前は載っていなかったよ」と言うと舌を絡ませて、ブラのホックを外してやる。豊満な乳房が露になり、乳首を指摘まむ。電流が流れたかの様に、恭子は反応し始める。「いじめないで。早くあたしのホールに来て!」恭子をソファーへ押し倒すと、パンティの上からホール周辺に舌を這わせてやる。「お願い・・・、いっぱい・・・舐めて」恭子は自らパンティを片脚に残して脚を広げる。愛液で濡れたホールに舌を這わせると、次々と愛液が溢れ出した。「あっ!ダメ・・・、溢れちゃう」と言う傍から愛液は噴出して、ソファーに滴った。「坊やをちょうだい」恭子が逆襲で息子に吸い付いた。唇と舌でパワーを入れる。「この子を中に入れるわね」恭子は馬乗りになると、息子を招き入れて「あー・・・、硬い。いつもより、大きくなってるね」と言って腰を使い始める。快楽の世界の扉が開いた。恭子は積極的に上下運動を繰り返して、甘美な声を上げた。「あっ!・・・あっ!・・・あっ!・・・下から突いてぇー!」猛然と腰を入れると、悲鳴にも似た声が響く。「あー・・・、イク!イク!イッちゃうー!」乳房を揺らして恭子は絶叫した。「まだよ!・・・まだ我慢して!・・・一緒にイクから!」うわ言の様に言うと腰の動きが激しくなった。頃合いを見て、下からの突きをいつもより強めに入れてやると悲鳴のような高い声を出して、絶頂に昇り詰めた。「あー、ダメ!イク!」と言うと、ピクピクと身体を痙攣させて汗ばんだ身体が崩れ落ちて来る。体液はしっかりと中へ注ぎ入れた。息子を引き抜くと液が滴る。恭子は、しばらく僕の上で荒い息を整えてから、滴った液を身体に塗り付けた。「どうしたの?今日は・・・いつもと違う・・・硬くて大きいから、気持ち良くて・・・、狂いそうだったわ」「そうさせたのは、誰だよ?」「ふふふ、あたし!?」「他に誰が居る?」「1週間がとても長く感じられるわ。こうして愛し合う時間を毎日にしたいのよ」恭子はキスの雨を降らせて言った。「欲張りさんだな。こうしてやるか」乳首を摘まんでグリグリと刺激すると「ああー、ダメ!また、したくなっちゃうー!」と身をくねらせた。「まだ、甘い世界に居たいだろう?」と言って乳房を鷲掴みにすると、息子を中へ潜らせて突きをお見舞いした。互いに必死になって快楽の世界へと入っていく。「もっと!・・・もっと!・・・もっと!」うわ言の様に恭子はねだった。ひと際激しく腰を動かして、大量の液を注いでやると「これで、今度こそ・・・“ご懐妊”よ!」と恭子は笑った。汗ばんだ身体をシャワーで洗い流しながら、ボディソープを付け合って遊び、浴槽を泡だらけにした。並んで抱き合いながら浸かると「ねえ、橋口さんに対して甘すぎよ!そうでなくても忙しい身なんだから、手を抜きなさいよ!」と言う。「まあ、それは来週でケリを付けるさ。僕も恭子との“職務”も抱えてる身の上だしね。優先順位は、恭子が上だろう?」と言って豊満な乳房にてを伸ばす。「気に入ってるのね。嬉しい限りだわ。でも、そこが弱いのよ」と言うと息子を刺激し始める。3回戦は、いつに無く激しく求めあう事になった。互いに“一番フィトする”と自負しているが故だろうか?夜はゆっくりと深まって行った。まだ、外は真夏の暑さに満ちていた。

O工場では、“夜戦”に突入しても熱い熱気に包まれていた。ミラーボックスの加工工程では、三井さん達が試行錯誤を繰り返して、工数の削減に頭を悩ませていた。「まだ、遅い!スピードは、これが限度か?」「これ以上は、バラツキの原因になります。限界ですよ!」と現場のオペレーターは言う。「大分、縮まっては来たが、後10数秒短縮出来んか?」三井さんが粘る理由は、ミラーボックスの“数”で月産台数が“制限”されている事だった。この問題をクリアしなくては、生産は伸びないのだ。「バイトが折れる寸前まで、追い込んでます!むしろ、前後に振り分けたらどうです?」「2分割するのか。そうすると、平面度の確保はどうする?」「後ろで確保したらどうです?前で中磨き程度まで進めれば、時間は縮められるかと」「プログラムの改良にどれくらいかかる?」「半日もあれば、後は測定次第です」「よし!直ぐにかかれ!これが成功すれば、2個の増産になる。“されど2個”なんだ。これはデカイ!」こうした“手探り”を繰り返して、三井さん達は10数個の増産に結び付けていたのだ。気が遠くなる様な歩みではあったが、“飛車角落ち”の現状ではこれしか無かった。「他のユニットの進捗は早い。問題は“ここ”なんだよ!」と言い続けて週末を迎えていた。土日も製造ラインは止まらないで動く。1台でも積み増しするには、“時間との戦い”を制するしか無いのだ。「ボディは予定通りに上がって来てます。ミラーボックスの“数”に制限されるとは、悔しいですね!」「吉田さんと進藤が居れば、もう少し早くはなるんだが、居ない人を頼る訳にも行くまい。知恵と努力で速度を上げるしか無いんだ!」三井さんは、周囲を鼓舞し続けた。だが、悲劇が待っていた。「三井さん!大変です!外注のダイキャスト型がイカレたそうです!修理に3~4日かかりそうです!」脱兎の如く、受け入れ担当が駆け込んできた。「何だと?!損傷の程度と外注の手持ちは?!」「亀裂が入ったとさ!手持ちは3日分!一旦“切れる”のを覚悟しなきゃならないな!」受け入れの責任者が遅れて現れた。資材部からも担当者が駆け込んで来た。「試作に使った“簡易型”で回せないか?」「やらんよりマシだが、数は取れない。それより、Ⅱ型の進捗は?」「明日、組み上げて、月曜日に“トライ”に持ち込む予定ですが、“測定”と“焼き入れ”をやらないと流せる状態に出来ませんよ!」「ならば、“前倒し”にするしか無いな!深井、赤帽に取りに行かせろ!池さんの知り合いなら、24時間対応してくれるだろう!そうすりゃあ、明日の“トライ”で日曜日には結論が出る!繋ぐとすればそれしか無いぞ!」三井さんの決断は早かった。「“簡易型”と並行してⅡ型の“前倒し”か。直ぐに手配にかかる!」深井も頭で計算を入れ替えると、直ぐに動いた。“止める”事は許されない。非常時に“どう斬り抜けるか?”深井の“引き出し”の多さに三井さんは賭けた。「“測定”と検証は、城田と長谷川にやらせよう。OKなら、修理期間中は、Ⅱ型を使う。外注もだが、ウチも切らせる訳には行かない!綱渡りでも繋いで行くしか無いんだ!設計にも声をかれけろ!このまま、突っ走るぞ!」“不撓不屈”の三井さんは、「Yに後れを取る訳にはいかん!こっちにも、意地があるからな!」と闘志を燃やしていた。

明けて土曜日。どう言う“取引”が成立したのか?全く分からないまま、実里ちゃんに城山公園に連れて行かれて、早速とばかりに息子に吸い付かれた。「“みの”のお口に出して下さいね!」と言って唇と舌で刺激される。服装はセーラー服に着替えているが、下着は着けていない。車内がお好きな彼女らしいが、朝からこれは流石にキツイ。「先輩、入れたいですか?」「うん、その方が・・・」「だったら、上に乗りますよ!硬くて大きいから、気持ち良さそう!」と言うとスカートをめくって、馬乗りになる。「あー!大きい、奥まで・・・入り・・・きらない。でも・・・、気持ちいいわ!」実里ちゃんはゆっくりと腰を振り出した。元々、体重が軽いので激しく動かれても負担にはならない。ホールに愛液が満ちるのを待ってから、下からの突きをお見舞いする。「あっ!・・・あっ!・・・あっ!・・・あっ!イッちゃう!イク!」顔を赤らめて甲高い声を上げ、実里ちゃんは喘ぐ。生徒を抱く教師の気分にさせられる。“現役”と言っても通用しそうな、彼女の幼さとのギャプが次第に快感に変わった。体位を変えて背後を取ると、腰を使って突きの嵐を見舞わせる。「あー!ダメ!・・・ダメ!・・・ダメ!漏れちゃうよー!」とか細い声で訴えた。息子を抜くと、一筋の滝がシートを濡らした。「“みの”の愛液が、漏れちゃった。でも・・・お漏らしって気持ちいいー!・・・もっと・・・突いて下さい」お尻を振っておねだりをする実里ちゃん。彼女の性格がイマイチ分からなくなった。猛然と突いてやると、たちまち絶頂に達して甲高い声を出して喘いだ。「お口に、・・・お口に下さい!」と言うので、息子を口元へ持って行き液を顔に噴射した。「んん、おいちー!・・・もったいないから綺麗にしますね」と舌で僕の液を絡め取る。その姿が幼さも加わってより愛おしく見える。セーラー服から、白のワンピース姿に着替えると、“いつもの”実里ちゃんに戻るから、また不思議だ。化粧も直すと、きちんと“大人”の姿に変身するのだ。「もしかして、セーラー服に憧れてない?」と言うと「高校時代に戻りたい“願望”があるんです。時間を巻き戻して、“現役の女子高校生”として抱かれたい。最近、そんな妄想に取り付かれてるんですよ!」と返して来た。「不純異性交遊で、廊下の端まで飛ばされるなー!」と言うと「何です?それ?」とクスクスと笑う。「高校時代に付き合ってた、幸子は体格がコロッとしてたから、他の女子とじゃれてると“さちに見つかると、廊下の端まで飛ばされるよー!”って警告を受けたからね。最も本人は“壁をブチ抜いて外に放り出すよー!”って言ってたが、実際に“飛ばされた”事は無いけど」と説明すると「面白い例えですよね!あの頃は、今よりずっと自由でしたからから、戻りたいんですよ」「確かに、今、思えば“やり残してた事”は、数多あるよね。ほんの少し、数年前なのに随分時間が経過した気持ちになるのは何故だろう?」「やりたい事があり過ぎたんですよ。それを3年間で達成する事そのものに無理があった。あたしは、そう思いますよ」実里ちゃんは“トッポ”を発進させた。市道を抜けると国道10号を東に向かって走り出した。「それは、言えてるよ。3年間なんて、あっと言う間に過ぎ去って行く。もう、1年間あったらやりたい事の大半は出来たかもね」「あたしは、先輩と同じ高校でブレザーの制服を着て、ネクタイの交換をしたかったですし、先輩の築かれた“礎”を継ぎたかった!同じ時間を過ごしたかったんです!」と言った。「大変だぞ!“礎”を残すって事は、思ってるより厳しいよ。何せ“悪しき物”は残せない!僕達は、完全に歪みを治せなかった。時間切れで、後輩達に後事を託すしか無かった。託された方も大変だったはずだよ」「それでもいいんです。先輩から信頼されて、“後の世”を託されるなんて、夢の様に感じます。その使命を背負って、先輩を追い掛けたかったな!」「実里ちゃんが後輩だったら、間違いなく僕の肩書“参謀長”を継がせてたろうな。継がせるに当たっても、きちんと“教育”もしたしな!」「今からでも“教育”して下さい!是非お願いします!」と言うと茂みのある路側帯に車を停めると、後部席へ連れ込まれる。「実里ちゃんの希望するのは“教育”の中でも“性教育”だろう?」と言うと「そうです。“そちら”をしっかりと教えて下さい。まずは、パンティの脱がせ方からですよ」と言うとスカート部分をめくって、純白のレースをあしらったパンティを見せつける。「悪いことは“残せない”って言っただろう?」と言うと「悪くなんてありません!あたしは、自分の意志で抱かれたいから、見せてるんです。脱がせて下さい!」実里ちゃんは、手を取るとバンティに触れさせる。「じゃあ、真面目に教えようか。まずは、こうしてからだよ」と言うと指でホール周辺を擦り出した。「いじめないで。早く・・・、“みの”のホールに・・・来て下さい」唇に吸い付くと舌を絡ませて、「ねぇ、お・ね・が・い」と言い出した。今度は大人の色気を放っている。こうしたギャプの大きさが実里ちゃんの魅力だろう。そして、何よりも車内でするのがお好きなのが、変わっている。本日も替えの下着やタオルケットは、準備万端である。こうして、気ままに走っては抱き合う1日は過ぎて行った。シメは“メイドさん”のコスプレだった。「何か、止められなくなりそう!」実里ちゃんは、終始ご機嫌だった。

その日夕刻、羽田からの最終便から2人の男が鹿児島空港に降り立った。「暑いでー!まだ、9月やさかいな!」田納本部長と小林副本部長だ。万里の波頭を物ともせずに、“バルチック艦隊”が姿を現したのだ。タクシーを拾うと隼人町のホテルへ入った。荷物を押し込むと、早速、“作戦会議”を開始した。「まずは、国分総務との“包括和平協定”の調印からですな。“双方にとって負担とならない形での、引き上げ方法について、継続的に審議を行う”旨の合意を取り付ける」「せや、まずは、そこからや!後顧の憂いを断ってから、攻めに出る!自動車部品・機械工具・研究所の3つは、“任期満了”を持って合意するやろ。問題は、安田と岩留や!業績も好調、受注も好調、人手は手放したくないのが見え見えや!あそこから3人引き抜けたら万々歳にせなあかん!欲を出したら、足許をみられるで!臍を曲げられたら事やしな!」「では、半導体部品は“挨拶のついで程度”で引かれますか?」「ああ、あそこは、押すタイミングが難しい。せやけど、ウチの“主力艦隊”の大半が在泊しとるのもあそこや。いずれは、押してかからなあかんが、今回は抜きや!安田も岩留も多分読んでるやろ。“手土産”に何をくれるか?それ次第やな!小林、今回は“危ない橋”は渡らへん!距離を取って様子見に徹する。せやから、こちらからは動くな!出方を伺うだけでええ!」「はい、心得ました!」「O工場も火の車やけど、こっちも下手をすれば、火の車になる。ガードは固い!せやから、友好的に徹する。ええな?」田納さんは、タバコの火を消すと桜島を睨んだ。「あそこを下手に突いたら、タダでは済まん!それと同じや!」攻め手は決まっていた。

そうとは知らない日曜日。赤の910系ブルーバードは、志布志方面に向かって疾走していた。「Yお兄ちゃん!ちーは、オシッコがしたいのー!」お酒に酔っては居ないが、久々の2人だけのドライブに酔っているちーちゃんは、脳天気に言った。「はい、至急場所を探しましょう」「一緒じゃないと嫌だからね!」「はい、はい」ちーちゃんはどうしてもオトメストイレを探せ!とねだる。しばらく走ると、最近開店したばかりのコンビニを見つけた。車いすトイレはあるだろうと考えて、車を停めて店内へ入る。「あった!行くよ!ちーは我慢の限界なの!」と言ってちーちゃんはトイレへ僕も引きずり込んだ。「ちゃんと見ててよね」と言うとちーちゃんは用を足し始める。「あははは、止まらないよー!」この豪放磊落な性格こそが、ちーちゃんらしい。「別に見られても平気だもの。だって、あたし達何回エッチした?全部知ってるじゃない!」確かにそうだが、トイレは別じゃないのか?と思ったが、彼女の論理では別ではないのだ。「お兄ちゃん、これあげるね」と言うとピンクの水玉のパンティをズボンのポケットに押し込んだ。プリーツスカートの中は当然ながらノーパンだ。実はこれが、ちーちゃんの狙いだった。車に戻るとエアコンを全開にして、早速1試合を敢行した。背後から突いてやると、ちーちゃんは久々の快楽に溺れて、喘ぎ声を高らかに上げて絶頂に達した。液は余さずに吸い取った。日向灘に出ると、景色の良い路側帯に停めて、海風に吹かれた。「Yお兄ちゃん、田納さんが来るの知ってる?」今度は真面目に聞いて来る。「昨日か今朝の飛行機で来てるだろうよ。今回は“顔合わせ”が主だろう。腹の探り合いに終始するよ」と返すと「滅多な事では、帰らないよね?」と顔を覗き込んで来る。「自由で実力主義の空気を吸ったヤツは、“年功序列主義”に固まったカビの生えた空気は吸いたがらないよ。そもそも、帰ると言う選択は頭に無いんだ。“残留”もしくは“転籍”を望むはずさ。帰っても“平社員”にしかなれないなら、尚更さ。“新体制”の行方も定かでない中、“途中下車”なんて無責任な事する必要があるかい?」「Yお兄ちゃんなら、そう言うと思った。けど、確信が持てなかったから、金曜日は黙ってたの。そうしなきゃ、恭子がパニックを起こすし、みんなにも動揺が広がるだけだもの。やっぱり、“転籍”目指すんでしょう?」「当然!また、1から積み上げるより、土台がしっかりしてる現状で戦いたいと思うよ。“誰も見た事が無い景色”をみんなと“安さん”に見せて無いからね!」「“誰も見た事が無い景色”か。目の前に来てるの?「後、1ヶ月もすれば、陰は見えて来るだろう。手応えはあるんだ!それを見ずして帰るのは、主義に反するからね!」「その言葉をみんなが聞きたがってるの。“何があろうとも帰らない”そう、言ってくれればそれでいいの。月曜日に“宣言”してくれない?」「ハナからそのつもりだ。簡単に引き下がるつもりは無いよ。月曜のミィーティグや朝礼で言うよ」僕がそう言うと、ちーちゃんは、背後から抱き着いて来た。「Yお兄ちゃん、大好きだよ!みんなそう言ってるから、あたし達を置いて行かないでね!」大きな胸が背中に当たる。ちーちゃんは、少しコロッとしているので、抱き着かれると必然的に胸が邪魔になるのだ。だが、嫌では無い。昔、幸子を抱いた頃に近い。「ちーちゃん、行くか?」「うん、まだ、頑張れるよね?」「出来る限りご要望には、お答えしますよ」と言うと正面を向いて抱き上げる。「わっ!大丈夫?あたし重いから無理しないで!」「何のこれしき、部屋を探そう」「後、2回頑張ってよね!」車に乗り込むと宮崎市内を目指した。ちーちゃんとは、これで何度目だろうか?そろそろ“当たり”が出てもおかしくは無いのだが、何故か当たらない。不可思議な事に、誰とも“当たらない”のは、どうしてなのか?今も解けない謎の1つである。

運命の9月第2週目、田納本部長の“来場”アナウンスもあり、朝礼はざわめきに包まれた。「とうとう“バルチック艦隊”が押し寄せて来た!我々の郷土の先人東郷元帥は、劣勢を撥ね退けてロシア艦隊を撃破した!我々にも決して出来ない事では無い!各自、持ち場と立場を守り切り、万里の波頭を越えて来た者達を存分に料理して沈めてやれ!ここは、我らが知り尽くした土地だ!利は我にあり!揺らぐ事無く押し返せ!上期の勝敗は今週で決する!勝利は目前!貴様らの奮起に期待する!」“安さん”の勇ましい声が、不安とざわめきを書き消した。そして、パートさんの朝礼の時に、僕は管轄する全員を招集した。「“本日、天気晴朗ナレドモ、波高シ”これは、大本営に宛てた暗号電文の末尾に、秋山真之中佐が、平文で付け加えた一句だ。“天気晴朗”とは、視界が遠くまで開けて打ち漏らしは少ない事を“波高シ”と言う物理的な条件は、ロシアの軍艦に不利をもたらす事を暗示している。“極めて我が方に有利である”と真之は象徴して言っている。田納さんと言う“不沈戦艦”が襲って来てはいるが、僕等が揺るがなければ、どうと言う事は無い。いつも通りに落ち着いて冷静に対処して欲しい。なお、僕はここに宣言する。“特段の理由が無い以上、国分に留まる”と。ここは、“我が故郷”であると。“途中下車”など以ての外だ!僕は、みんなと共に戦い続けるし、先頭を切って進む。遅れないように付いて来て欲しい。以上だ」一瞬の間を置いて拍手が室内を包んだ。「御大将に遅れるなよ!」「これからも共に進もうぜ!」徳さんと田尾が叫ぶ。「さあ!行こう!これからが正念場だ!」橋口さんの一声で全員が持ち場に散った。肩に手が置かれた。「“信玄”、やってくれるな!これで、俺の腹も決まったぞ!」“安さん”が陰で見ていたらしい。「沈められる前に、魚雷と爆弾をお見舞いしてやる!誰も意図的に“帰りたい”などと言わなかった。10名全員が“残留”を希望しているし、俺も帰す“理由”が見当たらん!それならば、“譲歩”など無用。守り抜けばいい。貴様の演説を聞いて、そう確信したぞ!有無の一戦だ!“信玄”、先陣を任せる!上期の黒字化を達成して見せるがいい!本部長が腰を抜かすぐらいにな!」「ええ、そのもりで動きます!」「小僧、任せたぞ!“不沈戦艦”は、俺達で沈めてやる!後顧に憂いが無ければ、どう戦ってもいい訳だからな!泣きっ面が目に浮かぶわ!ははははは!」“安さん”は余裕の表情を浮かべていた。きっと、厳しい局面に立つだろうに、晴れやかな顔をしていた。対決は午後一番だと聞いた。「向こうは、向こう。こちらは、スポットからだ!」僕も迷いを振り切って、作業台に立った。「Bシフト、スポット、金優先で!ギアは一段上げ!」追撃が始まった。

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