アメリカ帝国総統ジョーカーの最終攻撃目標は、中華人民共和国政府を屈伏させることだ。「最大の貿易赤字国」を屈伏させると同時に、再起不能になるまで叩きのめす。自国で荒稼ぎを働くだけでなく、大量に流れ込む「富裕層移民」と自国を食い荒らすかの如き「不動産投資」や「薬物とマフィア」、総統にして見れば「侵略」と見なすに充分な所業と言う訳だ。しかしながら、相手は「大国」であり軍事力も増強している。「外堀」から埋めてかからないと、米帝国軍にも相当の損害がでる。総統をはじめとする親衛隊は、まず「台湾」と「北朝鮮」に目を付けた。どちらも北京にとっては「頭の痛い」存在だからだ。「1つの中国」を原則とする北京にして見れば、「台湾の総統」とアメリカ帝国要人との会談は、神経を逆撫でされるようなもの。いや、それ以上に許されざる行為となった。まず、ここを「分断」することで、両者の離反を図り中国国内を混乱させる。もう一手は「北の悪ガキ」金正恩を追い詰めてICBMを発射させるか「ド腐れ韓国」を使って中韓を離反させる作戦だ。中国の反発を他所に「迎撃ミサイルシステム」を「ド腐れ国」に配備を認めさせた背景には「金正恩に世界の秩序・理屈についてお灸を据えるか、首を取って来い!」と言う無言の圧力が秘められているのだ。マティス国防長官が、泥沼の「お家騒動」に揺れまくっている「ド腐れ国」に、真っ先にわざわざ足を運んだと言う事実から見ても、対中国への圧力の一手であった事は疑う余地が無い。日本で「尖閣諸島は日米安保の規定内」と明確に言ったこともそうだ。尖閣の先には「台湾」がある。もし「台湾に対する攻撃」があれば、アメリカ帝国は「即座に介入・反撃も持さず!」とのメッセージを送ったのだ。これらは従来にない猛烈な圧力だ。マティス国防長官の「最前線視察」は、北京にとって「これまでとは違う!次はお前だ!」と言う強烈な名指しに他ならないものに見えたはずだ。アメリカ帝国が誕生し、ジョーカー総統が予定通りTPPを蹴った瞬間、と言うかジョーカー総統が選挙戦争に勝った時から「台湾」は、国際的孤立化で追い込み、一刻も早く自国に収める。北朝鮮とは、公然と「密貿易」を行って存続を援助しつつ、「ド腐れ国」韓国も経済援助で釣り上げて、朝鮮半島を冊封下に置き「中華帝国経済圏」を築いて経済覇権を握る。あわよくば「日本も取り込めるかも知れない」と算盤を弾いてほくそ笑んでいた北京の連中が、一転して「どうやって切り抜けるか?」を考える側に立たされたのだから、外面は強気でも内心は穏やかあるはずがない。北朝鮮との国境線で最も近い場所は、河1本を挟んで1キロも無い。見通しがきく場所に、アメリカ帝国の戦車やミサイルや兵士が来られては困るのだ。「北の悪ガキ」金正恩は、やりたい放題の限りを尽くして暴れ回っているが「北朝鮮と言う緩衝地帯」は中国にとって「失う事が許されない防御壁」でもある。「台湾」の経済力も中国にしてみれば「あらゆる手を尽くして手中に納めたい失地」なのだ。それらにアメリカ帝国が「ヒモ」と言うか「鈴」を付けた事は、北京にしてみれば「頭が痛い」どころか「もしかすると・・・」と言う確信に変わったと思う。いずれ総統が放つ「砲弾」が飛んでくるのは目に見えている。どこから攻撃をして来るのかは「未知数」だが、自分達の描いていた「勝手な構図」は崩れ去った。日米韓に台湾が加わった「中国包囲網」をどうやって切り崩すか?ASEAN諸国からも南シナ海での独断専行を咎められ、包囲を敷かれるのも覚悟をしなくてはならない。あらゆる所へ進出して「我が物顔」でいられた時代は終わった。迫りくる包囲網をどうするのか?北京は真剣に悩み、憂鬱な日々を過ごしているに違いない。
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