春はそこ＾＾。

きれいな青空に、太目でねじねじの筋の入った珍しい雲があった。
下からお洗濯かごを持ってきてベランダに出たばーちゃんが、
「冬の雲は高い雲が多いから、この雲はどうなんだろう？でももう立春を超えたから春なんだよね。
形としては「タケノコ雲」が寝ちゃったみたいだけど。」

首をひねって見ているうちに、風に流されて形が崩れ、うすれてみえなくなっちゃった＞＜

お洗濯が干し終わった時にはそらはまっさおな日本晴れ＾＾。
もう、春なんだ。

にゃんは雨の日より晴天が好き。
もうすぐいいにおいのするお花が咲く「春」＾＾
春もにゃんはだ～～好き＾＾。

そういえばばーちゃん、知らないうちにおうちに春が来た＾＾なんてはしゃいでいたけど。
あ、そか。
にゃんが昨日公園で遊んで一人でおうちに帰ってから、くたびれてねんねしちゃってたときにお花を活け替えちゃったんだにゃ。

おんもは気持ちいい＾＾

お昼ご飯が済んだ時に、ばーちゃんが「にゃん、お出かけしよう」って声をかけてくれた。
にゃんいそいそばーちゃんのお背なに＾＾
そしたらばーちゃんが、
「最近にゃんどこにいるの？パンダちゃんの段ボール城にもいないみたいだし、あんまりお腹に入りたがってこないみたいだし。」

「・・・う～～、あんまり言いたくないにゃ・・・」
「別荘でお魚ちゃんに迷惑かけてるんじゃないでしょうね！」
「おんもはまだ寒いし、風が強いから別荘に行ってないにゃ」
「じゃあどこにいるの？寒がりにゃんがおかーさんのお部屋にもいないみたいだし。」

「ホントに怒らない？おこるとやだから言いたくないんだけどにゃ。」
「うーん。じゃあ、怒らないから言ってみて。」
「ほんとうにおこっちゃやぁよ」

「・・・にゃん、ずうっと前に、おトイレの細いふちに乗っていて、ドアを閉められちゃったことあったんだ。
いまみたい寒い冬の日だったけど、あったかくって一晩我慢できたんだ。かなり窮屈だったけどね。
その時は、おトイレのドアが開けられなくってでられなくって大変だったの。」

「それが最近みんなが使った後蓋を閉めていくでしょ。縁より蓋は広くてゆったりあったまれるの。
で、にゃん、ドアが閉まっていても出入り自由でしょ＾＾。だから最近おトイレにいるんだ＾＾。」
「まあ！。それであんまり傍に来ないんだ！(怒らない怒らない）」
「いる場所はわかった。じゃあお買い物に行きましょ」

今日の行き先は駅のそばの大きなスーパー。
いつもは3階か4階の駐車場に止めるのに今日は2階？。
車を降りて、お店に入って階段降りると、出口からスタスタお外へ。
「あれ？おかいものしないの？」
（シーッ。お買い物は後にして、駅のそばのお店に行くの。その間車は置かせてもらってるの)
そか。

おんもは割とあったかで、久しぶりのお出かけにウキウキきょろきょろ。
「このあたりは初めてだにゃ。
あちこち見てみたいけど、はぐれちゃったら一人で帰っていてもいい？」
「お買い物のお付き合いは退屈でしょ。公園にお池もあるから好きに遊んできていいわよ。じゃね」

こういうお出かけ初めてだから、すっごくワクワク。
さ、冒険だにゃ＾＾。