青いお椅子はきれいで素敵。
ばーちゃんいそいそ、古いお椅子をどけてもらい、新しいお椅子に座ってみてすご~く満足気^^。
座ったままお部屋の中で、和ダンスから本箱へと渡した干し竿に四角干しをかけて、お洗濯干しできる高さまで椅子の高さは変えられるのにゃ^^。
ルンルン気分でお椅子に座っていたんだけど、夕方くらいになったら、なんだかいっつもよりすご~~くくたびれちゃったんだって。
そう言って、もうすぐ夕飯よ、って言われた時間に枕を出して横になっちゃって。
「ばーちゃん、おかーさんがご飯ですよって言ってくれたのに行かないの?」
「ちょっとだけ一休み。5分で降りるからって言っておいて。」
「しかたないにゃ。そう言ってくるから、ちゃんと5分で降りて来てよ!。」
ばーちゃんほんとに5分で降りてきたにゃ。(*^-^*)。
ご飯を済ませお風呂も入り、普段ならそれから夜中まで遊んでるばーちゃん。
「なんだかこのお椅子、座っているとくたびれちゃって、すぐ横になりたくなっちゃう。もう寝ることにする。」
え?まだ11時前なのに?。
・・・珍しいこともあるもんだ。雪でも振るかも。そういえば雷が鳴ってたのはそのせいかな?なんちゃって^^。
ばーちゃんほんとに、すぐスース―寝息を立てて寝ちゃったよ。じゃあ、にゃんもねんねしょっと。オヤスミ(=^・^=)。
で今朝なんだけど。
おかーさんが起きだした朝もはよからばーちゃんも起きだして、急いで下にいるおかーさんの所へ。
「おはよ。」
「あら早いのね。どーしたの?。」
「捨てた古い椅子だけど、まだある?。」
「あるけど。どうして?。」
「言いにくいんだけど、新しい椅子がちょっと変なの。あとで見に来て。」
「わかった。片付けが済んだら行くから。」
すこしして、おかーさんが上がって来て、
「どうへんなの?」って聞いたので、ばーちゃんが座って見せて、
「座っていると右に傾くの。座り直しても何となく傾いて、背もたれに寄りかかるときちんと受け止めてくれないし。」
「ちょっと座ってみて。」
「おかーさんが座っても変に感じないの?。じゃあ、私が曲がっているのか・・・。
でも、昨日一日座っていただけで、ものすごく疲れちゃったから、古い椅子に戻りたいの。せっかく気に入って買った椅子だけど長く座れないから、ご飯の時だけなら大丈夫だと思うので、お勝手に置いて。」
そしたら、おとーさんが座る高さがちょうどいいっていうことで、おとーさんの椅子になってたにゃ。^^。
めでたしめでたし・・・か?^^。