少しは歩け＾＾

ばーちゃんがとうとうお椅子にくっついちゃったから、にゃん、おかーさんに言いつけちゃったへへへ＾＾。
おかーさんがばーちゃんのお部屋に見に来てくれて、
「いいお天気なんだから、少しは表に歩きに行きなさいよ！」

でもばーちゃん、ぐずぐずしてお椅子から立ち上がらない。
「仕方ないわね。じゃあ、にゃんと一緒にあんまり遅くならないうちに自然公園に行ってみようか？」
「うんっ。にゃん行く行く！。ばーちゃんも行こうよ。ねえ、行こう？」
「う～～ん。じゃあ5分待ってて、パソコン止めてお出かけの支度するから。」

怪しいなぁ・・・お椅子くっつけて歩くのかなぁ？。

にゃん、時計とにらめっこして、じりじりしながら待っていたのに、ちっとも立ち上がらないにゃ。
５分以上たっちゃって、おんもでおかーさんがお車のドアをばったんって閉めた音でやっと急いでお着換え＞＜。

ばーちゃんのお支度はかみわざ＾＾。
アッと思ったらささっとバッグにおさいふ・けーたい詰め込んでもう階段ドタドタのおトイレさっさ。
お玄関で「今日はマスクもハンカチもぽけティッシュもけーたいも忘れてないよねっ？」ですんなりお出かけ＾＾。

２０分くらいでこんもり森の中にお池のある、尾瀬みたいな木の道のあるさわやかな自然公園についた。
にゃんは初めての公園だにゃ＠＠

道なりにとことこ歩きだしたら、ばーちゃんが「杖忘れた。＞＜」
や～っぱり・・・。
でも、階段は少しあるけど、平らできれいにお掃除してある通り道なので、『入ってはいけません』の道のわきの藪に入らなければ杖なしで大丈夫＾＾。
藪の中は『マムシが出ます。』って書いてある。
マムシはにゃんの嫌いなミミズの大きいのみたいで、その上毒があるんだってさ。おかーさん、あんまり藪に入らないでね。
にゃんは得意の空中浮遊で、さっさと斥候隊＾＾。

公園は子供連れの親子や、子どもだけで来ているグループ、そしてじいちゃんみたいな釣り人で大賑わい。
「お車止められたのは奇跡だわね。」
そのくらい混みこみ＾＾。

狭い木道ですれ違う時、ばーちゃんがいちいち「すみません・・・」とか「ありがとう。」って言ってすれ違っていたけど・・・
なんでっておかーさんに聞いたら、
「待っててくれた人にはお礼やおわび言ったほうがいいでしょ？」
でも、ほとんどの人はそのまま通り過ぎてるよ。ばーちゃん待ってあげてても、赤ちゃん連れたおじさんとおばさんが頭を下げて通り過ぎただけだけど・・・

そんなにひろ～～い公園じゃなかったから、8の字に歩いてほぼ１時間でお車のところに帰ってきたら・・・
駐車場はびっしり。おかーさんの出るのを待ってる車がバックして前ふさいじゃってたり。
どいてくれなきゃ出られないのに・・・みたいなことがあったり・・・

自分のことを棚に上げて、ばーちゃんたら
「コロナでも、みんなじっとしてられないのね。さあ、わたしたちもいいこでおうちに帰りましょ」だって。＾＾