最終日②キツネ村へ

お荷物運んでもう一度フロントに戻り、お土産選び＾＾。
小さなお土産屋さんには何にもなし。
あの絵日記の本がコピーでいいから売ってたら買っちゃうのに・・・ない（´・ω・｀）

ことりサロンにあったお菓子、うちのみんなが気に入って、通り過ぎるたんびにチョコ苦手なばーちゃん以外、みんなが一袋ずついただいて＾＾お部屋のテーブルの上にいくつも載っていた。
それがお土産第一号候補だったので、即買い＾＾。

お車に戻ると、さっきまでは「あ、雨あがった！」って喜んでいたのに、お窓が霧雨でうすぼんやり。
お見送りおにーさん傘なしなので、急いでバイバイ。
さあ、キツネ村へ、ゴー！。

来た時に時間つぶしのためあちこちした、慣れた温泉街を通り抜け、『キツネ村⇒』の矢印で曲がると、結構な山道。
よく見るテレビの『ぽつんと一軒家』で見るような両側落ち葉だらけの車通りの少なそうなくねくねグルんグルん山道をかなり上っていくと、ひろ～～い駐車場に数台の車。
ほとんどが県外（首都圏＾＾）

料金を払って入り口で説明を受ける。
ひらひらしていたりぶらぶらするものはダメ。
ばーちゃんの杖にくっついているくるくるのばね紐や、赤い障碍者札も標的、ということで、ばねはくるくる手に巻き付け、赤い札は手で握りしめ・・・。
『途中立ち止まらないでください。立ち止まると囲まれますので注意してください』

歩きだすまで意味不明なその言葉、すぐ了解。＾＾

順路最初の急な登り通路の両側に、縦50㎝横70㎝くらいの箱が並んで積み上げてあり、そこがキツネアパートで、多くのキツネさんその中でまーるいでんでんむしみたいにねんね。
台のうえでののんびりさんも＾＾。

下の通路には、ちょこんとお座りでお客を見上げているかわいい子や、シッポで顔を隠して丸るまりねんねの恥ずかしがりやさん、膨らんだシッポで通路をふさぐ横着キツネさん＾＾。
狐さんにも(*^-^*)可愛い系や仏頂面ぶすっとキツネや、ずるそうな、まさにキツネ顔狐がいるにゃ＾＾
多くの狐さんがひしめいていてシッポやあんよを踏まないで通るのはかなり難易度が高そう＾＾。
なのに後ろから、『立ち止まらないで下さ～～い！』

「ごめんなさいよ、ハイ失礼」なんて言いながらシッポもあんよもお耳も踏まないようにの障害物競走を超えると、上はむき出しの土の斜面に野良狐？がぽつりぽつり。
フリー狐はどことなく獰猛そうな根性悪そうな『キツネ顔』。にゃはは＾＾。

そのうちの一匹がおねーさんに近づくと、ブーツをフンフン・・・ガジガジガジ！
おねーさんが慌てずゆっくり下がっていったら、今度は近くのばーちゃんに近づき、杖をフンフン・・・ガブリ！。
「杖持ってかれないようにしっかり押さえてて！」

おかーさんが急いでばーちゃん引っ張って坂を下り、階段の方へ。
おねーさんとおとーさんは急坂を上の方に避難。
バラバラになっちゃったけど、雨が強くなってきたので、お屋根のある通路へ急いで逃げ込む。
途中すごい急坂と急階段だったから、ばーちゃん杖を奪われなくって良かったにゃ＾＾。