台風13号が昨日、通過して月例山行が実施されました。自然を満喫した山歩きとなったと思います。報告の中に、ヒルの吸血被害に参加者12名中、4名の方が被害に遭われたようです。最近は何処の山もヒルが生息しているようです。
ヒルについて、
陸生吸血種、体長2~3cm、伸びると5cm位。円筒形で細長い、吸血後は丸々と太る。色は黄褐色~茶色で、背面に黒い3本の縦線が有る。湿った草木、落ち葉の上に生息し、雨上がりの山道などに多く見られる。活動時期は6月~9月が活発、頭部と尾部に吸盤を持つ。伸縮を繰り返し移動(1分間に1mほどと言われる)二酸化炭素(呼吸)に反応して吸着、吸血する。吸血されても痛みは感じない、吸血後は、なかなか血が止まらない。咬まれた跡に腫れやかゆみが暫く残る。
ヒルに吸着されないように注意
➊ ウェアの隙間をなくす。➋ 忌避剤(市販、スプレーが有る)を靴、ウエアに塗る。 ➌ ウエアをこまめにチェック(前後で見て確認しあう) ➍ ザックは地面に直接置かない、登山者の休憩に関しても同じ。
ヒルに吸着された時の対処法
➊ ヒルを剥がす(虫よけスプレー、塩、忌避剤をかける)➋ 傷口を洗い流す(傷口をつまんで血液の凝固を妨げる唾液成分などを絞り出す) ➌救急カットバンなどを貼る(抗ヒスタミン剤などの軟膏を傷口に塗り、カットバンなどで止血する。)注意:アンモニアなどを含む薬は、症状を悪化させる可能性もある。
簡単にヒルについて取り上げてみました。皆さん、ヒルについてお調べいただき被害に遭わないように注意し入山してください。N.K.さん計画ご苦労さまでした。記録報告K.Y.さんご苦労さまでした。
岡崎シニア山岳会は会員を募集しております。 興味のある方、是非照会ください。
吉倉:090-5608-7047 まで
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