今頃、朝青龍でナンなのですが、宿命軽視でやりすぎるとどうなるか、という実例です。
で、観てビックリ!!
この人、お相撲さんに必要な戦いの星(「車騎星」「牽牛星」)が皆無。
宿命的には格闘技(スポーツ)商売には全く向いていない人。
その代わりにあるのが、信じられないでしょうけど、知恵の星。
むしろ学者にでもなった方がいいような宿命。
おまけに、かなり悪知恵も働く人。
じゃどこの部分で戦っていたかというと、ズバリ、パフォーマンスの一言。
いい意味でも悪い意味でも、自己主張の戦い方で、闘争心を燃やしていたのです。
オイオイ!どうなってんだ!!
誰もが思いますよね。
でもそうなんです。
だから人生面白いのよね。
じゃ、何でお相撲さん、それも最強横綱に・・・
そう、そこが運命の興味深さで、これは本人の宿命ではなく、横綱昇進時に、丁度戦いの星が回って来ていて、それがこの人の格闘技人生を高く押し上げてしまったのです。
それがよかったのかどうかは決め付けられませんが、宿命に無理を強いたのは確かでした。
無理は歪を呼びます。
格闘技(アグレッシブ)運気はまだ続いていますが、引退時(2010年)年は一旦それがブロックされる時期でした。
イケイケ猛烈ダッシュが足払いを喰らったら、どうなると思いますか。(それも宿命無視で)
当然、コケるでしょう。
それも、ドッカ~ン!と。
(アグレッシブさは土俵の上だけでいいのに、場外乱闘やっちゃったんですから。)
この人、引退はしたくなかった。
でもコケちゃった。
宿命無視の歪が、年運の綻びから一気に決壊してしまった、わかりやすい例です。
自分の人生、どう生きるかは個人の自由ですが、無理をすると必ず綻びが出ます。
宿命通り、無理せず、自分らしく生きるのが一番なのです。