美しい花の観賞はウォーキングの楽しみ。
花の名前を覚えるというのも立派なウォーキング・テーマであります。
街ならではの花もあり、面白い発見があったりします。
ツツジというものは実に色々な品種があるらしく、ちょこちょこ調べるうちに訳が分からなくなってしまいました。
「○○系」とか言われると、お手上げであります。
今の私の知識量では、「あ、これは□□系の××ツツジだね」なんて判別できません。
ちょっとずつ勉強していこうと思います。
さて、今回ご紹介するツツジは「レンゲツツジ」であります。
ツツジと言うと「紅紫色」のイメージが強いので、それ以外の色だと貴重な感じがします。
こちらのツツジも個人宅の庭や公園でよく見かけ、その場をとても明るくて華やかな雰囲気にしています。
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「キレンゲツツジ」。蕾も目を引き、きれいである。
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こちらは「カバレンゲツツジ」。
「樺(かば)色」だから「カバレンゲツツジ」。
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こういう色を「樺色」というのですね。
ただ、大きなカバレンゲツツジになると花色の濃淡に変異が多いそうです。
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ところで、この「レンゲツツジ」について調べてみたら、有毒植物であることが分かりました。
花には蜜があり、子供が吸う場合があるが、摂取させるのは非常に危険とのこと。
よって、日本の養蜂業者はレンゲツツジが自生している所では蜂蜜を採集しないか、開花期を避けるなどしているそうです。
昔、ツツジの蜜を吸っている同級生、いませんでしたか?
ツツジにも吸ってよいものと悪いものがあるのですね。
やはり、触らず見るだけにとどめておくのが無難なようです。
5月中旬以降、視線を上げれば、ライラックの花が、視線をちょっと下げれば、ツツジの花が、さらに下げると芝桜などのグラウンドカバーの花たちが咲き誇る札幌。
どんなに美しいことか。
大きな公園に行かなくても、散歩だけで幸せな気分にしてくれる、この街に感謝であります。
<参考資料>
- 『知りたい北海道の木100』(佐藤孝夫・著 亜璃西社)
- ウィキペディア「レンゲツツジ」
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