コツコツ歩き隊!

散策!小樽(1)銭函の由来を知り、銭函散策を開始する

街歩きの場所をどこにしようか。
ガイドブックや地名辞典などの本を読んで決めることもあるのですが、ブログの記事書きのために調べ物をしている時に、ふと興味を持って決めることもあります。
今回は後者の方。
発寒(はっさむ)の街歩きをした時に「銭函街道」が出てきて、興味を持ちました。
「銭函(ぜにばこ)」(小樽市)。
なんて素敵な地名でしょう。
夏休み明けの8月。
銭函の街を歩きました。


<銭函の由来>
地名の由来については諸説あります。
  1. 小樽がニシン漁で賑わっていた頃、漁師の家に銭箱が積まれていたことから。
  2. アイヌ語由来で、「シェニ(カシワの木)・ポコ(ホッキ貝)」に漢字をあてた。
  3. アイヌ語由来で、「セニ(狭いところ)・ハコ(崖で崖下の狭い集落を指す)」から。
  4. 北前船が航行していた頃に、金目の物が漂着したから
などがありますが、松浦武四郎が幕末に記した地図や日誌には既に「セニハコ」、「銭函」と言った名が登場しているそうです。

<散策マップ>
今回は、JR銭函駅からスタートします。
銭函駅へは、JR北海道・函館本線(普通)にて。
1時間に2~3本あります。
札幌からだと、26~30分くらいです。

<散策の様子>
1.JR銭函駅

銭函駅の出入口は北側の一ヶ所のみ。
最初の目的地である「豊足神社」と「銭函郵便局」へは北側からでも行けるのですが、ここではあえて駅の南側を歩くため、西側にある踏切方向にコースを取っています。

駅の3番線ホームには、地名の由来の一つとなった「銭函」が置かれているので要チェックであります。


2.レストラン癒月(ゆづき)
銭函駅の北側にあるお店は海に面しており、オーシャンビューを楽しみながら飲食を楽しむことができます。

イタリアンレストラン癒月さんもその一つ。
刻々と変わる海の色を眺めながら食事を楽しみました。
平日でもたくさんの来客。
すぐ着席できればラッキーです。
各種セットあり。
詳しくは下記にて。

3.銭函川 

ランチを済ませると、踏切を渡って駅の南側(山側)から「豊足(とよたり)神社」に向かうことにしました。

銭函川を渡るJR線。(駅の北側で撮影。)
なんか旅情的であります。
踏切を渡ってJR線の南側(山側)に来ると、こちらの風景。

線路で隠れて見えませんでしたが、銭函川は何と階段状となっており、小さな滝がいくつもある感じでとても素敵な風景を作っておりました。
南側に回ってよかったです。

<参考資料>
  • グランドパーク小樽ブログ「小樽情報」
  • 郷土史ていね第130号「地名由来・ニシン漁・御膳水…銭函よもやま話」

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