根津駅から東京ドームシティまでウォーキングしてみよう!
「タモリ倶楽部」(テレビ朝日・毎週金曜日24:20~24:50)を見てから、
橋に興味を持つようになり、ちょっとでも橋のことを知りたいと読み始めた
『図解 橋の科学』(講談社・ブルーバックス)。
この本の中に、「八橋(やつはし)」がテーマのコラムがあります。
これによれば、「八橋」とは日本の橋の原型で、
かつては日本中に無数に存在していたとのこと。
現在では、小石川後楽園(東京都文京区)など限られた場所でしか
見ることができないとあります。
「小石川後楽園」。
庭園パスポートで入れる所じゃありませんか。(笑)
これは見に行くしかないと思いまして、今回の「散策!」シリーズ、
根津駅から後楽園(東京都文京区)を歩きます。
散策コース
根津駅 → 弥生坂 → 弥生式土器発掘ゆかりの地 →
えんま商盛会(商店街) → 文京区役所(文京シビックセンター)
→
小石川後楽園 → 日中友好会館 → 飯田橋駅 → 外堀通り
→
黄色いビルウィンズ → 東京ドーム
→ 野球体育博物館 → ラクーア
コースは地図でも確認できます。こちらへ(Google Mapが開きます。)ちず丸は今年12月でサービス終了のため、消費カロリーなどの記載は省略いたします。
ウォーキング開始!
1.弥生坂(地図:2)
根津駅を出て、言問通りに入ります。
すると「弥生坂」(東京都文京区弥生)があります。
標識板の説明によれば、「弥生」の地名の由来は、
水戸藩主・徳川斉昭候が文政11年(1828年)3月(弥生)に、
この辺りの景色を詠んだ歌碑を屋敷内に建てたことに由来するそうです。
別名「鉄砲坂」といい、坂下に幕府鉄砲組の射撃場があったそうです。
弥生坂の両脇には、東京大学の校舎があります。
本当は「弥生」で散策シリーズをやってみようと思ったんですけど、
弥生はほとんど東京大学の敷地で占められています。
それだったら、東京大学を見学してみたいと思い、
別の機会で取り上げることにしました。
(見学ができるようなんです。)
2.弥生式土器発掘ゆかりの地(地図:3)
弥生坂を上っていくと、左手に石碑が現れます。
「弥生式土器発掘ゆかりの地」の記念碑です。
弥生式土器は、明治17年(1884)に文京区弥生で、当時の東大生によって発見されました。
そしてその土器が制作された文化時代を弥生時代と呼ぶようになりました。
弥生式土器も弥生時代も名前の由来はここ「弥生」から来ています。
(私、テンション、上がりました!)
根津駅へのアクセス : 東京メトロ千代田線
庭園パスポートについて
都立9庭園に1年間何度でも入園できるパスポート。
浜離宮恩賜庭園、旧芝離宮恩賜庭園、小石川後楽園、六義園、向島百花園、
清澄庭園、旧岩崎邸庭園、旧古河庭園、殿ヶ谷戸庭園で利用できる。
販売場所は、都立9庭園各サービスセンター窓口。
価格は、一般:4,000円、65歳以上:2,000円。
お世話になった本・サイト
- アド街 本郷 弥生式土器
http://www.tv-tokyo.co.jp/adomachi/backnumber/20050122/25744.html - 『図解 橋の科学』 土木学会関西支部編 田中輝彦 /渡邊英一 他著
(講談社・ブルーバックス)
次回は文京区役所を訪れます。≫