金沢区の魅力いっぱい 健康ウォーキング2015 月間スタンプラリー(7)
前回からの続きです。
ウォーキングマップについては「横浜市金沢区を歩く(25) 野島公園 その1」をご覧ください。
ウォーキングスタート
2.野島公園から天然の砂浜へ
染王寺を出たら、残り2つのスタンプ設置場所に向かいます。
「忠彦丸海苔」(19番)と「パンドイル」(20番)です。
ところで、なぜウォーキングマップの時系列と写真の時系列が違うかと言えば、
それはいの一番に「パンドイル」に行きたかったからなのです。
こちらのお店は人気のパン屋さんで、2時くらいにはもうほとんど売り切れ状態。
とにかく早く行くに越したことはありません。よって今回の散策では一番に訪問しました。
もし、展望台でこちらのパンをいただきながら景色を楽しみたいのなら、
真っ先に行くことをおすすめします。
「忠彦丸海苔」本店(左)。海苔作りが盛んだった東京湾において、現在でも海苔作りをしている所はあまりなく、
横浜市内ではもはや野島だけとなってしまいました。
これから最もおいしいと言われる「新海苔」をぜひ、と思って楽しみにしてきたのですが、
残念ながらこの日は定休日のため、購入できませんでした。
他のお店を見ますと「新のり」と書かれたのぼり(右)が出ています。
近いうちにまた伺いたいと思います。(決意)
次に「パンドイル」のお店の写真を載せたかったのですが、お目当てのサンドイッチを買えたらホッとしてしまって、
写真を撮るのを忘れてしまいました。(大泣)
外にはテーブル席があるのですが、近所の若い奥さん達が子供と一緒にお食事しておりまして、
楽しそうな雰囲気。ほんわかとした気持ちになりました。
飲食店が非常に少ない野島にあって、周辺の住民にとって大切な憩いの場になっているのだなぁ、と思いました。
(外観も店内も本当に素敵で写真でご紹介したかった!コメントを下さったkana2さんおすすめのお店でもあります!)
続いて、恐らく島の三分の一を占める「野島公園」に「パンドイル」で買ったサンドイッチとクッキーを持って進みます。
ところで「野島(のじま)」の発音について。「野島町(のじまちょう)」や「野島公園(のじまこうえん)」の時の「のじま」は
「のじま」と言うのですが、単独で「野島」と言う時は「のじま」と言うそうです!(喜)
「野島公園」をまずは海に沿って歩きます。
調べたところによりますと、こちらには横浜で唯一、天然の砂浜があるそうなのです。
海岸のすぐそばにはキャンプ場やバーベキュー場(有料・要予約)があり、
良い景色を眺めながら野外活動ができるようになっています。
ここでだったら、楽しいお食事ができそうです。
近くには「横浜市野島青少年研修センター」という立派な施設もあります。林間学校で利用する学校もあるのでしょうか。
右写真のオブジェの題名は「未来へのタマゴ」です。
研修センターの前には「野島稲荷神社」があり、お参りしました。
野島の総鎮守である稲荷神社。安貞元(1227)年に建立された800年の歴史を持つ由緒ある神社です。
お参りを終え、横浜唯一の天然砂浜を探しに戻ります。
野島公園は歩道がよく整備され、広いので海を眺めながらのんびりウォーキングができます。
時々ネコにも会えます。
海沿いの道を行くと、突然大きなトンネル(?)が現れます。
厳重に封鎖されておりますが、これは一体何でしょう?
「掩体壕」という戦闘機を空襲から守るための施設です。
(掩体壕って言うのですね。1つ勉強になりました。)
一般的な掩体壕は戦闘機を1機格納できるほどの大きさしかないのだそうですが、
野島の掩体壕は複数機格納できるということで国内最大規模のものだそうです。
のんびりとウォーキングしていたところに、昔の軍事施設が突然現れたので、びっくりしました。
三浦半島の砂礫質の土地は頑丈だけど加工できないほど固くはない、という解説をふと思い出したのでありました。
さらに歩き続けると、もしかして天然の砂浜ではなかろうかという所を見つけました。
砂があります!近くまで寄ってみると確かに砂浜!
ここが横浜でたった1つの天然の砂浜です。
緑色のものは「のり」でしょうか。ああ、「新海苔」の季節ですねぇ。
あんまりきれいではない貴重な砂浜を見ながら食欲に火がつくのでした。
つづく≫